“情報を鵜呑みにしない”について書いてみたいと思います。
結論的に言い換えると、“もっともっと自分の頭で考えろ”という話です。
世間的に常識や定説のようなことはたくさんありますが、意外と調べてみると、全然間違っていたり、無駄なことだったりします。
少し自分で考えればもっと人生を快適に送れたり、自分が望む方向になるんであれば、もったいなくないですか。
満足する人生を送るには、“自分でコントロールしている感”は必須です。
飛び込んできた情報を受け身的に聞いていることは、ある意味で楽なことです。
自分は何も考えなくても、指示通り動けばいいだけなので。
ただ、それは他人に人生を支配されていることと同じことなので、だんだんと面白みがなくなってしまいます。
自分の人生を進みたいという方は、是非とも本記事をお読みいただければと思います。
- 新しい価値観がほしい
- 視野の広い人になりたい
- 変化を恐れない人になりたい
それでは早速行ってみましょう。
目次
情報を鵜呑みにしないことの重要性
他者からの情報や常識を単純に受け入れていることは”思考停止”状態と同じことです。
自分で考えることを放棄した人が幸福を感じることはほぼありません。
人間は自分で考えて行動する=人生をコントロールしている感覚が強いほど、幸福感を感じやすいというふうに言われています。
誰かの意図した情報で踊らされているだけだと、本質や真実に辿りつかなくなってしまいます。
例えば、新聞記事やニュースはある事実を新聞社やテレビ局が切り取った断面の情報に過ぎません。
しかもそれぞれの報道機関によってイデオロギーというものがあります。
一言でいうと、ニュースを解釈するときの各社のクセというイメージです。
朝日新聞 (テレビ朝日系列)
毎日新聞 (TBS系列)
読売新聞 (日本テレビ系列)
産経新聞 (フジテレビ系列)
同じソースかと思うくらい報道スタンスは全く違っている時があります。
詳細を記載することは避けますが、韓国とのさまざまな問題の報道スタンスを見ていると、
そのクセは顕著に見えてきます。
さらに日本の場合、こういったイデオロギーを明言せず、中立を装って全社が報道を行なっているので、余計報道内容を多面的に見るようにしないと、情報が偏ってしまいます。
思考停止で情報を受け取っていると、情報を多面的に捉えられないため、“人生がハードモード”になってしまいます。
逆を言うと、自分で考えることさえ、身に付けてしまえば、人生をどんどんイージーモードに転換が可能ということです。
だからこそ、自分で考えることはすごく重要なことです。
思考停止による悪影響
自分で考えずにいると、人生はハードモードです。
なぜなら“考えること”は他の生物と比べて人間が圧倒的に優れている部分だからです。
犬や猫は生きるために行動はとりますが、過去や未来を考えるようなことはしません。
他人を羨ましがったりもしません。
なぜなら、脳の機能が全然違うからです。
人間である以上、どれだけ考えたかが人生を決めていると思います。
人生がどうハードモードになるのか。
3つのことを取り上げてみようと思います。
①価値観が固まってしまう
ある情報を多面的に捉えられなくなってしまうと、価値観が固まりがちです。
1度、正しいと感じたものを疑えなくなったり、客観的な思考が出来なくなります。
よくいる自分の意見が正しいと決めつけているような人。
単純にその人は無知なだけです。
価値観は無限にあり得るし、特定の信念を持つことはいいと思いますが、その価値観を他人に押しつけることはやってはいけません。
②変化に弱くなってしまう
変化があったときに対応が取れなくなってしまいます。
特に現在のようにテクノロジーの進化がものすごいスピードで影響力を与えている時代では、変化を恐れることは全く役に立ちません。
サーファーのように次から次へと来る変化の波をどう捉えるか。
変化の波を考えていないとあっという間に人生がハードモードになります。
逆に変化の波を捉えるコツさえ掴めば、人生はどんどんイージーモードに転換します。
少しの力で大量のリターンを受けることが可能だからです。
そのコツを掴むことが難しいんですけどね。。
やれることは波に乗ろうと意識することからです。
例えば、AIや自動化で職を奪われるとか煽っている記事や報道があります。
これを聞いて恐れていても何も始まらないと言う話です。
確実に生産性の高い方向に進むテクノロジーは導入されていきます。
自分の会社や職業がなくなるかもしれないとか、そういう具体的な事象に思考を取られるのではなく、もっと大枠で自分が次に来る時代に対して。
どう動くか考えていればおのずと自分がやるべきことが浮かんでくるはずです。
でも、それはすぐにではないので、考え続けなければなりません。
③点と点が繋がりにくい
これはスティーブ・ジョブスがハーバード大学での講演で有名になった言葉ですが、
“点と点が線になる”
この感覚が自分で情報にアクセスしているとたくさん訪れます。
(例えば)
①歴史の本を読んである武将の生き様を学ぶ
②ビジネス書で仕事を効率的に進める方法論を学ぶ
これらの一見したら、関連のなさそうなものがどこか繋がったり、繋がりに気付くことがあります。
思考を動かしているとあらゆるところでこういうことが起きていきます。
思考停止をしていると、情報✖️情報の化学変化が起こせません。
なにかとなにかの組み合わせ、点と点の繋ぎ方大きなビジネスチャンスや生活の改善、仕事の効率化のヒントがあります。
そういった意味で思考停止は人生をハードモードにしてしまいます。
自分で考えるためにすべきこと
思考停止の言葉の逆で“思考稼働”を心掛ければ解決です。
①本を中心にして様々な情報を入手する
気になったことや話題になっていることに自分でアクセスしにいくことです。
受け身ではなく、自ら情報を入手するようにすれば、段々と考えることが面白くなってくるはずです。
基本的に人間は考えたい動物のはずなので、自分の考えが発揮出来ることは快感です。
②得た情報を抽象化
入手した情報を抽象化(本質化)のトレーニングすることです。
実際に私が夕食でビールから炭酸水へ切替えたことを例にしてみます。
(例)
『自宅でビールをやめよう』 ⇒ “どんな欲求を満たすため?”
『炭酸飲料が飲めればいい』 ⇒ “何か代替えは?”
『炭酸水』 ⇒ ビールより安いし、酔っぱらわないので時間を
有意義に使える
○ 夕食ではビールではなく、炭酸飲料を飲もう
ビールを飲むことで自分のどんな欲求を満たしているか。
この問いによって、『炭酸飲料が飲めればいい』ということが浮かび上がった。
じゃあ、ビール以外に『炭酸飲料何がある?』色々と考えました。
運動後にコーラとかスプライトは違うなと。ほかのアルコール飲料も違う。
と考えた結果、、、『炭酸飲料を飲む』という結論に至りました。
抽象的思考について気になる方は“なぜに注目”の記事をどうぞ
ま と め
私たちは耳にタコができるくらい“自分で考えろ”と親や学生時代、働いてからも言われています。
でも、言葉の表面だけを聞いて“はいはい、わかりましたよ”くらいに流していませんか。
「もう十分考えてる」とか思っていませんか。
私はそうでした。
“自分で考える”ということを真剣に考えたことがありませんでした。
私の“考える”は何も学ばずに自分の持ち合わせの知識や情報だけで完結させることの繰り返し。
より良い結論を探すために知識を追加するという発想はほぼありませんでした。
でも、今の私は学ぶことが楽しくて仕方がない。
学べば学ぶほど、勉強不足を実感し、さらに学びたくなるという循環にハマっています。
同じ問いでも昨日と明日では結論が違ってもいいじゃないかと思っています。
人間は一生無知なので、無知として一生懸命もがくことを楽しみましょう。
思考を動かしてどんどん人生をイージーモード化しちゃいましょう。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。