こんにちは、なかこうです。
今回記事では、集中力の持続をテーマに書いていきたいと思います。
言うまでもなく、勉強やスポーツ・仕事などあらゆる場面で、
“集中力”は非常に重要なものです。
「もっと集中力が欲しいな」「時間を有効に使いたい」
と考えた事がない人はまずいないと思います。
私もブログ記事を作成するたびに“集中力欲しい”“集中しなきゃ”と思っています。
早速、結論です。 集中力を持続したい人が絶対に知るべきことは、、
“ウィルパワー” です
あまり聞いたことありますせんよね?
ウィルパワーのことを理解しているといないでは、集中力の考え方が全く変わります。
今回の内容はメンタリストDaigo “自分を操る超集中力”を参考にしています。
- 集中力に才能は関係ない
- 集中力は誰でも高めることが可能
- なぜ自分が集中力を持続出来なかった理由
それでは、ウィルパワーについて深掘りをしていきましょう。
集中力の持続 “ウィルパワー”
ウィルパワーとは、、
“感情や思考をコントロールする力”
ウィルパワーは地球上で人間だけが進化の過程で、獲得したオリジナルの能力です。
脳みその司令塔ともいわれる「前頭葉」に存在しています。
つまり、ウィルパワーの扱いが上手い人が集中力を持続できる人になります。
ウィルパワーの特徴
①一定の量が決まっている
ウィルパワーは総量が決まっています。
集中力を使うごとにウィルパワーは消費され、1日の中で起きてから寝るまで、基本的に消費され続けるイメージです。
そのため、ウィルパワーが下がった状態でいくら集中して作業をしようとしても時間が掛かる上に、クオリティーの高いアウトプットは期待出来ません。
ウィルパワーの総量に個人差は違いはありますが、日頃のトレーニングによって増やすことができます。
※増やし方は後ほど書かせて頂きます。
②出どころは一つ
ウィルパワーの出どころは一つしかありません。
仕事、家族、友達、趣味などなど、色々な場面がありますが、○○用ウィルパワーというように別々で管理することは出来ません。
そのため、プライベートでウィルパワーを消耗してしまい、仕事に影響が出てしまうというのは、ごく自然な現象で、表裏一体の関係です。
24時間トータルとしてどうウィルパワーを配分するかを考える必要があります。
ウィルパワーと上手に付き合う
ウィルパワーの効率を上げるためにすることは2つ。
『増やす & 節約』です。
①ウィルパワーを増やす
ウィルパワーは日常生活の中で鍛えて増やすことが可能です。
・自分の無意識の行動を観察する
自分が無意識にしてしまっている行動・行為に注目します。
例えば、姿勢、利き手で歯磨や食事、腕を組んでいるetc
これらの行動に“はっと気づき改める行動”をとると、
ウィルパワーは鍛えられるそうです。
これは「やらないようにすること」に強い集中力を必要とするからです。
筋トレのイメージで心に負荷を掛けていきます。
気付く⇒行動を修正⇒自分で評価する
これを繰り返すことで誰でもウィルパワーの総量を増やすことが出来ます。
②ウィルパワーを節約する
ウィルパワーの節約の手法は“前頭葉の働く場面の排除”です。
(前頭葉が働く場面)
- “何をやる”
- “何をやらない”
- “我慢すること”
- “何かをしたいと望んでいるとき”
たとえばこんな場面が挙げられます。
- テレビ・風呂にどちらにする?
- 朝食をごはんかパンで迷う
- ケーキを食べたいけど、我慢
- 3年後の輝かしい人生を想像する
上記場面でウィルパワーは消費されています。
そのため、出来るだけ日常生活からムダな決断を排除するように心掛けましょう。
有名な話ですが、、
スティーブ・ジョブズは毎日同じ服装と決めていました。
これは月~金の服装を考えるという選択の排除です。
ジョブズがウィルパワーの節約を目的にしてたかは定かではありませんが、そういう習慣があったことは事実です。
ジョブスの例は少し極端ではありますが、自分の生活に考えた時に、決定を排除可能なことがないか1度考えてみて下さい。
あまり浮かばないよ~!!という人におすすめなのが「To Doリスト」です。
自分が今日何をするのかを1日の始まりにリストにしておくことで、かなりムダな決定を省けたと実感しています
・習慣化を上手く使う
ウィルパワー節約の最大に効果的なものは“習慣化”です。
何かの行動を習慣化出来てしまえば、前頭葉の活動を大幅に減らすことが出来ます。
習慣化した行動は無意識に取るので、ウィルパワーを使わずやれちゃいます。
他人から見た時に努力しているように見えても、やっている本人にとって“習慣化”という状態はいい感じなんじゃないかなと思ったりします。
ウィルパワーを回復させる
基本的に消費し続けるウィルパワーですが、回復させることも可能です。
その代表的な手法を2つほど紹介させていただきます。
・適度な運動をする
運動の動きは、ウィルパワーの親分である“前頭葉”を活発化させます。
これは人間の本能的な機能なので、非常に効果的です。
集中力が落ちてきたと思ったら、軽い運動をすることで脳みそがリセットされ、再び深めの集中を取り戻すことができます。
10分とか15分くらいぷらっと散歩したり、
その場で少し足踏みを繰り返すくらいの運動でも効果があるそうです。
逆に体が疲れすぎる運動は逆効果になる可能性が高いので、気持良さを感じる程度の強度を心掛けましょう。
・仮眠を取る
仕事中などの日中に15分から20分程度の仮眠を取ることでウィルパワーを大きく回復させる
ことが可能です。
“パワーナップ”と呼ばれ、アメリカの大企業では積極的に取り入れられています。
Google・Apple・ナイキなど名だたる企業がその効果を証明済みです。
横にならなくても、オフィスや車の中で目を閉じ、じっとして休息するだけで十分に効果があります。
が、一つ注意点があります。
それは、30分以上は眠らないことです。 深い眠りに入りすぎると、逆に集中力を妨げることに
なりかねないので、確実に20分以内に目を覚すようにしましょう。
ま と め
いかがでしたでしょうか。
ウィルパワーの要点をまとめます。
集中力の持続させるうえで、以下のポイントを抑えて下さい。
①ウィルパワーは無意識に意識を向けて増やせる
②決定や我慢がウィルパワーを消費していく
③習慣化が最大のウィルパワー節約法
④仮眠や運動を取り入れると、回復する
時間は人生において最大の資源です。
密度の濃い時間を過ごすには“集中力”は欠かせません。
人間は過ごしている時間をどのように感じているかで幸福度は決まります。
最初から上手くいくことはありませんが、可能な限り時間を有効に使えるよう“ウィルパワー”との付き合い方を試行錯誤していきたいと私も思っています。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。