この記事では今後の労働のあり方について考えてみたいと思います。
巷に溢れる情報をピックアップして令和時代の“労働”の行く末は、、
- 今後の労働環境に興味がある人
- 就職活動中の人
- 転職や独立を考えている人
- 既に自分のビジネスを始めている人
- 子どもの就職活動が気になる人
ずばり結論から言いますと、、キーワードはこちら
『個人の躍動!!』
具体的には、どこかの組織に属して働くという人の割合と自営業もしくはフリーランスと呼ばれ人の割合が少しずつ近付いていくイメージです。
どのくらいの時期に最終的にどの程度で割合が落ち着くかまでは予想が難しいです。
が、方向性としてそういう流れがあるということは、ほぼ確実かなと思っています。
令和の労働は個人が躍動する
理由は以下の3つです。
1、個人でのカバー領域が爆発的に拡大
2、幸福を感じる価値観の変化
3、企業・国もウエルカム状態
順番に解説していきます。
なぜ個人の時代が到来するのか
1、個人でのカバー領域が爆発的に拡大
1ー1 稼げる領域の拡大
- YouTuber
- メルカリでの売買ビジネス
- ブログ
- アフィリエイト
- WEBライティング
- プログラミング などなど
軽く考えてこれだけ個人で行えるビジネスが挙げられます。
これらは需要があることに加えて、そのほとんどが初期投資ゼロ〜10万以下で始められるビジネスです。
一昔前は、店舗ビジネスや会社を起こしてリアルな営業活動・高額な宣伝費等で、
個人でビジネスをするということに対するハードルの高さを感じることが一般的でした。
ところが、現在は個人がに収益化をしやすいシステムやサービスがたくさんあります。
2019年現在で既にWEB上で100万/月くらい稼いでいる人がゴロゴロいる世の中になっています。
個人が稼げるようになるということは、社会にとって生産性が上がるということです。
ゆえにこの流れは止まるどころか、さらに加速していくことは間違いありません。
そして、どんなビジネスでもそれに関する情報にバンバンアクセス出来る時代です。
始め方、売上の伸ばし方、ビジネスの横展開などその信憑性に幅はありますが、
個人で仕事をする上で必要な情報は巷に溢れています。
やるかやらないかを個人が選択するだけです。
1-2 信用を貯めること
インターネットの進化によって、1億総マスコミ化の状態になっており、信用がすごく強い武器になっています。
インフルエンサーと呼ばれる、フォロワーが数万人クラスの人達が企業から製品PRを依頼される時代です。
すでに製品マーケティングは信用の溜まっている個人が行った方が、安価で高効率なことも少なくありません。
どんどん企業のビジネス領域に個人が進出している状況です。
タレントがTVで語るオススメ店よりも身近なインフルエンサーがオススメするお店に行こうと思う時代です。
情報が沢山取れる分、個人はより本物かどうかを見極めようとします。
あらゆるサービスやお店は口コミを頼りに決定します。
サイト内の星の数はそのお店や宿の信用を数値化しているということで既にかなり浸透している考え方です。
という価値観が拡がる中で、企業が不祥事で致命的なダメージを追う可能性と影響と
企業が信用を溜める・回復するスピードを考えると、分が悪すぎます。
社内的にも不誠実な会社や組織には所属社員も価値を感じずらくなってきます。
そういう価値観が拡がっていった時に、組織で働くことに息苦しさを感じる人が続出する可能性が高く“個人が躍動する時代”を後押しする要因になると考えます。
幸福を感じる価値観の変化
まだ一部で根強く残っている価値観ではありますが、お金があれば幸せになれると思う世代の人達は確実に減ってきています。
そんなに多くのお金がなくても、ある程度の水準の生活が出来てしまう時代です。
特に日本は生活保護という社会インフラもあり、過度にお金を求める必要がありません。
お金が最重要価値という時代は終わりました。
もちろん、選択肢が拡がるという意味ではお金は一定の役割はあります。
夜のお店で豪遊してとか、高級車を乗りたいとか、豪邸を建てるということを羨ましいと感じる人が減っているということです。
お金を使って何をするかを明確に持っている人こそが、幸せを感じる時代に向かっている証です。
お金はただのツールだと認識する人がどんどん多くなってきている。
今後は24時間のうち自分本位で消費できる時間がどのくらい持てるかが、人生の充実感の最も重要な軸になってくると思います。
時代を先読みし、大ヒット本を連発する幻冬舎の編集者。
箕輪氏の著書から言葉を引用させて頂きます。
今まではお金を稼ぐのが上手な人が豊かであったが、これからは夢中になれるものを見つけている人が豊かになる。
儲からなくても夢中な何かがある人は幸福で、お金はあっても何をしたらいいか分からない人は苦しくなる。
死ぬこと以外かすり傷 箕輪厚佑
何かに時間と情熱を傾けやすくするためにも、個人で仕事をしようとする人が増えていくことは、自然の流れなのかなと思います。
3、企業や国もウエルカム状態
1、トヨタ自動車の豊田社長の発言が話題になりました。
『なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた』
2、2018年 厚生労働省の副業に関するガイドライン変更
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
3、金融庁 老後は2000万必要 レポート提出
4、人生100年時代の到来の予想
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略のヒット
これらのニュースや情報から何が読み取れるか。
『自分でなんとかしろ』ってことです。
企業は社員をずっと抱えることは不可能とやっと正式に宣言をしました。
国は副業を推奨するようなガイドラインを変更し、複数の収入源の有用性を述べています。
医療の発達で人間の寿命はガンガン伸びています。
これから先の老後は2000万どころか、もっと必要になるかもしれません。
むしろ、定年や老後という概念がなくなり、ずっと仕事をし続けるという世の中が普通になる可能性もあります。
そんな時、自分の意思でやっている仕事とただ生活のためだと働いているかは大きな違いです。
早めにこれから長い人生における仕事との向き合い方を考えることが自然の流れではないでしょうか。
『個人が躍動』する環境が整てきていると思いませんか。
私は30代なので、病気などのトラブルがない場合、40年もしくは50年労働することはほぼ間違いないと思っています。
そういう想定をした場合、自分の人生における“労働”どう考えるのか。
今の会社で働き続けるのか。 収入を会社だけに依存していいのか。
個人にとって何が最善の選択になるのか。
私は個人として躍動するにはどうしたらいいのかを考え続けたいと思っています。
ま と め
いかがでしたでしょうか。
これからの先の働き方についてみなさんはどんな風に考えていますか。
個人が躍動する雰囲気がプンプンしている気がしませんか。
少なくとも昭和・平成のように会社におんぶにだっこという社員は厳しくなることは間違いありません。
もともと私もこのブログを始めようと思ったきっかけは、今回の記事で書いたようなことが背景にありました。
私は個人として躍動するために何をすべきか。
まずは「発信するプラットホームを持ち影響力を得る」ことが重要だと考えました。
決して、簡単なことではありません。
だからこそ、挑戦の意味があると思っています。
今まで考えていなかったことを考える、知らなかったことを知ろうと調べる。
そういうことを毎日繰り返す日々が始まるからです。
こんな平和な時代ですので、深く考えずに生きることも出来るでしょう。
30数年生きてきたので、思考や行動を従来通り変えずにいけば、たぶん延長戦のような生活水準の人生が送れるでしょう。
でも、個人がより躍動する時代が来ることに気付いてしまいました。
なので、行動しようと決めました。
ホリエモンの言葉を借りるとほとんどの人は『小利口』な人間です。
何となく器用にこなせてしまい、大きな失敗もしないけど、大きな成功もない人。
安定だけを“大企業”や“公務員”に求めているような人が息苦しさを感じような時代が来ています。
そういう人達のパワーがこれからどういう方向に流れていくのか。
楽しみに動向を見守りたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。