この記事では、努力をしても裏切られることはありうるよということを伝えます。
目指すべきゴールは決まったので、とりえず頑張っていこうと何も考えずに行動を繰り返すパターンです。
ありがちなこと、、、
- 気合いと根性でやったるぞ!!
- とにかく目の前のことを頑張れば結果に繋がる
- みんながやっているからやってみよう
この勢いだけに任せるやり方はよろしくありません。
努力に裏切られる可能性が高くなります。
じゃあ、どうしたらいいだよ? そんな声が聞こえてきそうです。
そんな声にお応えさせて下さい。
本記事では、正しい努力でゴールに辿りつくコツを紹介します。
それでは、早速いってみましょう。
- 頑張り方が分からない
- 過去に頑張ったけど、結果が伴わなかった
- 大きな成果のために現在進行中で頑張っている
- 子どもに頑張り方を伝えたい
正しい努力でゴールに辿り着く方法
・努力は裏切らないという言葉は不正確だ、正しい場所で正しい方向で十分な量をなされた努力は裏切らない
東進ハイスクール 講師 林修先生
「いつやるの? 今でしょ!!」でおなじみの林修先生があるテレビ番組で上手くまとめてくれていましたので、この言葉をお借りして展開させて頂きます。
この言葉を聞いた時に、「そういうことなのかぁ~~」と声を出して深く納得してしまいました。
(正しい努力でゴールへ向かう方法)
「正しい場所」「正しい方向」「十分な量」を確認して行動を積み重ねること
頭で何となく感じていたことをコンパクトそれでいてはっきりと分かりやすく表現されている、お見事林先生という感じです。
「正しい場所」「正しい方向」「十分な量」これらの3つをしっかりと意識して努力を積み上げてきたことがあるのかというと、私は皆無でした。
何となく感覚で練習したり、行動を重ねることしかしていなかったと反省しました。
もう少し詳しく3つポイントについて考えてみましょう。
正しい場所でがんばる
正しい場所 = 自分が勝てる場所
自分にとって周囲の人達から評価されるような成果を残せる場所(ポジション)を見定めることです。
林先生自身は別に好きで予備校講師を選んだわけではなく、お金のために始めて、自分の指導が1番評価される科目として「現代文」を選択したそうです。
別に講師業は好きでもなんでもない、求められているから続けているものだそうです。
自分が好きなことではなく、他人と比較した時に得意なこと・上手く出来てしまうことが“正しい場所”になります。
そんなこと言うけど、そんな見極めどうやってやるんだよ?って意見は当然出てきますよね。私も同じこと考えました。
それに関しては、動きながら見極めようが私の結論です。
なんでも最悪なことは、行動を止める・何も動かないこと。それだけは避けましょう。
正直、見極めてから動くことは、かなり難易度が高いことで、ほとんどの事がフリーズしてしまいます。
なので、最初から見極めることは諦めて、やりたいと思ったこと・やるべきと思ったことに関してはどんどんチャレンジしましょう。
そのうちしっくりする“場所”を見つけることができるし、徐々にその精度が高まっていくからです。
その時点で一生懸命考えて行動する時点で“正しい場所”になる可能性が高いわけです。
常に 「正しい場所 = 自分が勝てる場所」がどこなのかを考えながら行動をしていきましょう。
正しい方向(手法)でがんばる
正しい方向(手法)=目指すべき結果に繋がる手法か考える。
ただ単に練習や成果上げる行動を繰り返すのではなく、目指すべき結果に繋がるものかどうかを常に考えましょうという話です。
先程と同様でしないよりもした方がいいことは間違いありません。
重要な第1歩目は踏み出したら、その行動の“正しい意識ポイント”を考えることが必要になります。
例えば、、
ゴルフの素振りをする時に“正しい意識ポイント”を意識していますか。
素振り自体は正しい練習方法かもしれませんが、ポイントを押さえていないとその効果を十分に受けられていない可能性があります。
読書もただ読むだけだとすぐに頭から抜けてしまいます。
読んだ内容を頭に残せなければ読んでいないと同じことです。
読んだ内容をアウトプットする前提とした“正しい意識ポイント”を把握して読書を重ねていくことが重要です。
ポイントを押させることで成果が出やすくなるので、その行動を続けられますし、努力することが楽しくなってきます。
十分な量の努力までやり切れ
十分な量 = 簡単にあきらめるな
正しい場所や正しい方向を見定めることが出来ていても、すぐに成果として表れるものは多くありません。
技能を身に付けたり、習慣化した行動が現実に影響を与え始めには時間が掛かるものです。
大抵すぐに結果が出た場合、すぐに元に戻るものですし。急激なダイエットは急激なリバウンドをもたらします。
徐々に運動習慣を作って痩せれば、そう簡単に戻ることはありません。
なので、ある程度の時間と努力量を積み上げることは、“正しい場所”“正しい方向”を定める精度を上げるためにも行動の量は必要不可欠です。
例えばあるダイエットの効果が出ないといって、◯◯ダイエット・△△ダイエットとすぐに手法を変えても恐らく結果は同じです。
1つの手法に対してトライ&エラーをくり返していかないと、結果がでない本質に辿りつくことができないからです。
では、どのくらいの時間を掛ければいいのか?というご意見もあるかと思います。
個人差・取り組むことによって違うので難しいですが、キリよくまずは最低でも100時間以上は何かやるときめたら、突っ走ってみようと私は決めています。
ま と め
いかがでしたでしょうか。 正しい努力はできそうでしょうか。
正しい努力の思考をご紹介させていただきましたが、基本的に上手くいかなくても気にする必要はありません。
イチロー選手のこんな言葉を紹介します。
4000のヒットを打つには、 僕の数字でいくと8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。
イチロー
それと常に自分なりに向き合ってきたこと。その事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかなと思いますね。
失敗はしてきたことを誇りに思う。イチロー選手やっぱかっこいいっす。
みなさん、どんどん失敗はしていきましょう。
ただし、、、
“正しい場所”
“正しい方向”
“十分な量”
こういったことを意識しながらの失敗を重ねていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
