こんにちは、なかこうです。
この記事では、愚痴を発するにことについて考えてみます。
私の考えの結論を言ってしまうと、愚痴ることは人生に悪影響です。
なぜなら愚痴を発していると、最終的にその不平・不満が自分に向いてしまうからです。
会社や上司に対して、、、
家庭内について、、、
政治や社会について、、、
どこを対象にしても結局は自分をディスっていることになってしまうという話です。
え? どういうこと? って思った方。
どうしてそうなるのか? じゃあ、どうすんの?
そのあたりについて書いていきますので、ご興味がある方は最後までお読みいただければありがたいです。
- 何かと愚痴が止まらない人
- 職場の人と愚痴ばかりになってしまう人
- ネガティブ思考を脱却したい人
目次
愚痴をこぼすとなぜ人生に悪影響なのか
3つの項目に分けて説明していきます。
1、自分を否定していること同じこと
愚痴を言うことは自分を否定していることと同じことです。
私たちには“インナーワード”と呼ばれる心の声があります。
愚痴の対象が何であろうと必ずインナーワードはその自身に強い影響を与えます。
詳しくはこちらのブログにございますので、併せてご覧下さい。
インナーワードでどんなことを発しているかは人生ですごく重要なことで、基本的に愚痴のように心がマイナスに動く言葉はNGです。
職場を批判していたつもりが、いつのまにかその職場を選んだ自分やそんな人生を否定していたり、否定したくなっているということが起きます。
2、自己肯定感が著しく下がる
1と繋がってきますが、マイナスの言葉を吐いていると、自分に言ってるわけではないのに言葉に自分の気持ちが引っ張られてしまいます。
「なんだよ」「ふざけんな」と言って笑っている人っていませんよね?
「なんだよ」「ふざけんな」と言ってすごく清々しい気持ちの人もいませんよね?
マナーの悪い車に汚い言葉を投げかけても、会社での納得のいかないことに汚い言葉を吐いても結局は自己肯定感に影響が出てしまいます。
その結果、自己肯定感が下がり、自分のことを認められなくなります。
「自分はダメダメ」だという考えが強化され、自分の人生に対してネガティブな心を持つようになってしまいます。
3、愚痴っても現実は何も変わらない
愚痴を言っていて何か現実が変わることはありません。
先に述べた通り、愚痴を口にしたり、浮かんでいる状況は、自分の気持ちが反応をしているだけだからです。
本当は愚痴のその先にある何か思う事に到達することが重要ではないでしょうか。
愚痴を言うだけでは、その先が行き止まりです。
例えば、職場の愚痴を言ったとしても組織上の役職に労働者は抗うことは難しいので、会社や上司には基本的に従う以外に選択肢がありません。
職場の同僚と愚痴で盛り上がっても、結局はその愚痴だらけの会社や上司の元で働くという現実に戻ります。
ってことを繰り返しているだけでは、根本的な解決は訪れません。
タチが悪いのは愚痴には麻薬的な要素があること。
愚痴を言っている最中はある程度のスッキリした気持ちを得られます。
なので、そのままでいるよりも少しでも発散になるからそれだけでいいんだ思ってしまう人もいることも理解できます。
確かにそういう考え方もあるかもしれません。
が、それがやばくて、愚痴で発散することが習慣化してしまうと、それをよしとする思考が悩みや苦労を生み出す根源になっていくので、おススメできません。
愚痴という短期的な快楽に逃げ込むことは可能なかぎり避けるようにしましょう。
愚痴の悪影響を防ぐ方法
じつは見方を変えると、愚痴を発していることはチャンス!!
自分自身の価値観を認識する良い機会になりうるためです。
人間である以上、愚痴を言いたくなる気持ちはどうしても湧き出てきちゃいます
発散したいと思う衝動を避けることは簡単ではないありません。
なぜなら、愚痴の対象と自分の価値観が激しくズレているものが愚痴だからです
1、愚痴=エネルギーをうまく使う
愚痴が出てくるということは、少なくとも現実を改善したいという気持ちがあること。
自分の意に反したり、納得が出来ないことがあるので、つい愚痴として口から出てしまいます。
愚痴という形であれ、エネルギーがそこにあることは確実にプラスです。
何も考えていない人は愚痴すら出てきません。
なので、愚痴や愚痴っぽい感情をを上手く生かす方法を知っていることはすごく重要です。
明日から実践可能なものですので、是非お試を。
①愚痴っぽいことが浮かぶもしくは口にしてしまったら、、
「あっ愚痴っぽいことがきたと」と認識をしましょう。
・自分はどんな考えなんだ?
・この感情はどういうものだ?
という現実を受け入れます。
②何が自分をそういう気持ちにしているのか。
なぜそう思ったのか理由を深堀してみます。
言い方を変えると、自分のどんな価値観に触れているのかを探るイメージです。
③深堀りした理由をクリアする行動を考え実行する。
改善に向けた行動へに繋げること前向きに物事を進められるようになります。
これらを心掛けると、同じことを感じても愚痴へ発展するのではなく人生を好転させるエネルギーに転換します。
大多数の人は、愚痴を言うだけで行動を起こしません。
そして、毎度同じような愚痴を繰り返していることが少なくありません。
愚痴を感じた感情をいかに前向きな行動に変えていけるかが、成長のポイントです。
考えているだけでは現実は変わりませんので、必ず行動をしてみましょう。
2、愚痴ってしまう要因は自分自身
愚痴に感じるようなことは自分が要改善な要因が必ず含まれています。
自分がイライラすることを他責的に考えていても一生解決することはありません。
形を変えて本質は変わらない出来事が起き続けることになります。
「解決を他人に期待せずに自分に期待しましょう」
そうやって考えて物事に向き合うと、愚痴に思うようなことの大半は自分に要因があることが90%以上です。
・自分の考え方が固執してしまっている
・ムダな自尊心がこじらせている など
自分が改善可能なことをどんどん探していきましょう。
自分の成長によっての改善にきたいしちゃいましょう。
どうしても、相手に要因があるものは“課題の分離”で、それは相手が考えるべき問題として、
しょうがないと割り切ることが大事です。
自分がコントロール出来ないことに心を反応させるほど、無駄なことはありません。
ま と め
いかがでしたでしょうか。
愚痴ることについてどうお考えになりましたか。
愚痴っているだけでは何もいい事はないので、人生の損失になると、私は考えます。
“他人に期待するのではなく、自分に期待する”
これが本当に重要だと思っています。
この考え方で愚痴の種を成長の種に変えてしまればもはや最強です。
例えば職場全体の方針の中に愚痴の種があっても、それを受け入れつつ、
自分が自分に求める成長の種ににどう結び付けるかを考える。
職場の価値観に従っているだけだと、どんどん愚痴の種が育ってしまいます。
あくまでも自分に期待をして、期待に応えられる自分を目指し続けること。
それしか私が出来ることはないという気持ちです。
ただ、頭で理解出来てもすぐに自分の描いたレベルで実践出来るものではありません。
それでもまず始めてみましょう。
その上で粘り強く実践できるまで試行錯誤を続ける覚悟が必要です。
私もまだまだ未熟者ですので、一緒に頑張ります。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。