“人生は自分次第” がテーマ
地方でサラリーマン10年以上務めています。
来たるべき「個人の時代」本格化に備えて、“自分で自分を楽しくさせる人生”を実現するため有益な情報を発信しています。
意図して行動を習慣化するコツは?
なぜ習慣化にいつも失敗してしまうのぉ~?
という疑問を解決する記事になっています。
特定の行動を人間が習慣化するためのコツを解説していきます。
・ランニング : 1000km/年を継続4年
・日記 : 毎日・毎月 継続4年
・出社前の1時間作業を継続4年
・ビジネス系動画の視聴 1時間/日
・ブログ作業 : 平日 1時間 休日 2時間
習慣化に関しては結構実績を積み上げてきました。
もちろん、一旦やめて再開したような習慣行動もたくさんあります。
試行錯誤してきた私が習慣化をするために必要だと思うコツを4つに絞って紹介します。
この記事を読むと習慣化を論理的に捉えることが出来、習慣化が楽しくなって積極的に行動的するようになります。
それでは、早速いってみましょう。
目次
習慣化するコツ① “習慣”の正体を知る
習慣化を成功させる1つ目のコツは、“習慣”が何なのかを知る事です。
習慣化に挑戦する人が“習慣”のことを知らなければ話になりません。
ガンを克服するにはガンについて詳しく知らなければ治療のしようがありません。
習慣を知ると必ず習慣化のヒントが見つかるはずです。
ということで、“習慣”の正体を考えてみましょう。
習慣ってどういう意味?
< 習慣とは >
・長い間繰り返し行ううちに、そうするのがきまりのようになったこと
・学習によって後天的に獲得され、反復によって固定された個人の行動様式
引用元 : デジタル大辞泉
(習慣のポイント)
- 時間を掛けて作られるもの
- 反復や繰り返しで定着するもの
- 後天的に獲得されるもの
3つのポイントから習慣化を定義します。
定義 : 一定期間の反復や繰り返しで獲得する行動様式
習慣化するってどういう事?習慣は行動の○○%を占めている
論文等等でさまざまな説があり、厳密な数字は確定できませんが、
私たちの行動の40~50%は習慣だと言われています。
言い換えると、人生の半分近くの行動は習慣ということです。
習慣化した行動=無意識的に取る行動 です。
つまり、何か行動を習慣化したいと思ったら、無意識的についやってしまう行動に落としこむ必要があるということです。
精神的なパワーでは失敗確実
習慣化した行動=無意識に取る行動
絶対に習慣化するぞ”のような気持ちだけでは習慣化の失敗は確実です。
無意識に取る行動へ転換するには脳みその協力が不可欠です。
もちろん、“勉強しよう”とか“ダイエットだ”とか“早起きするぞ”というきっかけは精神的なパワーで充分です。
ですが、やる気や意志の力などの精神的なパワーで、行動をやり続けていても確実に息切れしてしまいます。
習慣の定義でもわかったようにとにかく習慣化するには一定期間以上での反復です。
反復は習慣化の肝の中の肝です。
反復を支える役割は精神的なパワーでは担い切れません。
着実に時間をかけて行動を積み重ねられるかが、習慣化の絶対条件です。
習慣化のコツ② “習慣化”の失敗要因を知る
“習慣”の基礎がわかってきたところで、習慣化する上でやってしまいがちな失敗要因について考えてみたいと思います。
主な失敗要因は3つです。
①目標が高すぎる
②結果を求めすぎ
③現習慣を捨てない
順番に1つずつ解説していきます。
別記事でも勉強に関する習慣化の失敗の避け方を書いています。
②-1 目標が高すぎる
自分に課す目標が高すぎるパターンです。
気持ち先走りパターンとも言い換えることができます。
習慣化には行動を繰り返すことが欠かせません。
目標が高すぎると、実際の行動とも目標のギャップが大き過ぎて、続けようとする気持ち保てなくなります。
目標を適切にするには、“他人との比較”をやめなければなりません。
“他人と比較”して気持ちが折れて習慣化の行動を辞めてしまう。
経験がある人はも多いのではないでしょうか。
本当にもったいない。
- 能力
- 育った環境
- 生活環境
- 思考
- 向き不向き etc
他人とは共通点もありますが、それ以上に違うこと多過ぎます。
そのため、習慣化までの期間や習慣化内容が変わって当たり前です。
例えば、、
・運動経験が10年ある人
・運動経験が全くない人
この2人がランニング習慣を付けるとき、同じ目標でやる意味がありません。
運動経験が無い人同士だとしても、運動経験以外の要素が違えば目標も違って当たり前です。
他人のことは参考にするだけにして、自分の中で適切な目標を設定しましょう。
②-2 結果を焦りすぎる
習慣化の結果を焦り過ぎるパターンです。
習慣には“一定時間”と“反復”が欠かせません。
つまり、結果を焦せることは習慣化と相性が最悪です。
人間の“習慣化”を獲得するまでのプロセス的に時間は短縮しづらい。
例えば、、
〇勉強習慣を2時間/日の目標
最初から2時間の勉強習慣に挑戦すると、ほぼ撃沈されます。
そして、、、
“やっぱり、自分には勉強が向いてにないのか”
と自分の能力のせいなどにして諦めてしまう。
この行動ほどムダなことはありません。
急激に自分の生活を変える習慣を身に付ける行動は無謀過ぎます。
机に向かうところから、10分・20分、1時間と地道に数カ月に渡って行動を積み重ねることが1番の近道です。
習慣化に焦りは絶対に禁物です。
②-3 現習慣を捨てない
3つめは、現習慣を捨てないパターンです。
現状の生活リズムを見直さず、新たな習慣を加えようとしても確実に失敗します。
24時間/日は変えようがないので、単純に新たな行動を追加したら、、
- 時間が足りなくなる
- 既に長く繰り返している行動が優先される
こんなことが予想されます。
習慣化行動=優先順位が高い行動
習慣化行動はあなたの中で非常に優先順位が高いはずです。
習慣化するとは、日常の行動優先順位の上位に入り込ませることです。
そのため、現状の習慣行動を把握し、整理することが重要です。
- 続けたい習慣行動
- やめる習慣行動
現習慣からまずはやめる習慣を決めて下さい。
そうすれば自然に新しい習慣の入り込む時間が生まれてきます。
習慣化のコツ③ 習慣化する具体的な行動を実践
習慣化に失敗要因を知った上で、習慣化する上でのポイント行動を紹介します。
①目標・目的を見返す
②回数を重視する
③記録に残す
それでは、1つずつ見ていきましょう。
③-1 習慣化行動 目的を明確にし見返す
なぜ、自分がその習慣を身に付けたいのか。
習慣化する目的を明確にしてください。
目的はすべての行動の原動力です。
目的が曖昧だと人間は行動に移しずらいものです。
あくまでも習慣は目的を達するための手段でしかありません。
①試験に受からないと仕事が続けられない
目的 : 仕事を続けるため(お金を稼ぎたい)
②何となく持っていたら役に立ちそうな資格だから
目的 : 一応資格だし取っておこう
①と②でどちらが真剣に勉強をするか。
考えるまでもありませんが、明らかに①ですよね。
習慣化行動を始める前に目的をしっかりと言語化して下さい。
言語化したら、スマホや手帳など日常であなたがよく目にする場所に表示しておきます。
何度も何度も見返すことで目的意識が強化され、行動の継続に繋がります。
③-2 回数を重視する
習慣化したい行動の回数をとにかく増やします。
・5分だけでも机に向かう
・5分だけでも歩く
・5分だけでも早く起きる。
1時間勉強することが目標であっても、目標のプチ行動をして下さい。
そして、そのプチ行動をした自分をポジティブに捉えること。
5分だけってしょぼ!!! なんて思う必要はありません。
1時間勉強する時間がないから今日はやめておこう
と考えて行動しないよりも比べものにならないくらい価値があります。
行動までの手間を減らすこと
行動をやりやすくするためには、手間を減らすよう考えて下さい。
- 勉強一式をすぐに用意できる
- 運動着がすぐに取り出せる
何かをやろうとしたときに時間が掛かると人間はめんどくささを感じてしまいます。
私もこれはすごく気を付けています。
一例ですが、、
- 起床後、すぐにパソコンに触れるようにセッティングして寝る
- 朝のランニング一式をリビングに用意
ひと手間工夫をして、行動を回数を増やし、習慣化しやすくします。
③-3 計画を立て、記録に残す
習慣化の行動に対して計画を立てて、記録に残してください。
意図的に習慣化の行動時間を確保しないとなかなかやりません。
習慣化出来てしまえば、何も考えずにやろうと思えますが、まだ習慣化になっていない以上、意識的に行動するしかありません。
- いつ
- どのくらい
- 何を
簡単でいいので、3日とか1週間のスケジュールに組み入れましょう。
それをちゃんと記録としてまとめて行動の見える化をします。
自分の感覚だけで積み上げているよりも、確実にやる気が出てきます。
道を歩いていて、後ろを振り返ると結構歩いてきたと感じることありますよね?
あれと同じでどこを歩いてきたかを実感することは習慣化にとても重要です。
せっかくこれだけ頑張ったのに、、ここで止めるのはもったいない
という人間の特性である“※損失回避バイアス”も働かすことが出来るので、非常に効果的です。
記録を見返すことで自己肯定感を持て、習慣化の後押しになります。
※“損失回避バイアス”
得る時よりも失い時の方がダメージが大きいと感じる人間の特性
習慣化のコツ ④失敗を想定内で振り返り
習慣や習慣化するためのコツを解説していますが、習慣化し行動を継続することはそんなに簡単ではありません。
何を言い出すんだと思いかもしれませんが、事実だと思います。
何度も何度も私も実感していることです。
慣れてしまえばいけちゃうもんなんですが。。
この記事を読んでくれているあなたもきっとそうだと思います。
ある意味コツですが、習慣化に失敗しても全然気にすることはありません。
気にする意味がありません。
失敗だったなぁ~
もうやめようかなぁ~
と思ったならやめてしまえばいい。
続ける目的が弱かったり、あなたに向いていないことかもしれません。
習慣化しなかったということはあなたが必要だと感じていないということです。
でも、失敗した時に必ず考えてほしい事があります。
それは、、
〇なぜ続けられなかったのか。
続けられなかった要因を考えておくことで、次に習慣化行動があるときに時に役に立つからです。
その要因を踏まえて“改善”した形で行動していけば、格段に成功する可能性が高まります。
肩の力を抜いて結果よりも習慣化するまでのプロセスを楽しみましょう。
習慣化の最大のコツは“継続”
習慣化のコツについていろいろと解説させていただきました。
4つのコツを振り返ってみます。
コツ① 習慣化の正体を知る
コツ② 習慣化の失敗要因
コツ③ 習慣化の具体的な行動
コツ④ 失敗は想定内
4つのコツを踏まえながら、とにかく“継続”すること。
習慣化に限らずかもしれませんが、何か目指すことがあれば、諦めずに続けていけば必ず何らかの形になると私は信じています
最初から上手くいく人なんてほんの一握りの特殊な人です。
ほとんどの人は凡人なので、失敗したら改善して続けること繰り返すことが普通です。
どうか諦めないことを習慣化出来るようお互い頑張っていきましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。