“人生は自分次第” がテーマ
地方でサラリーマン10年以上務めています。
来たるべき「個人の時代」本格化に備えて、“自分で自分を楽しくさせる人生”を実現するため有益な情報を発信しています。
・勉強方法が効率的かわからない
・勉強はどうすれば効率的になるの?
・勉強を効率的に進めるコツは?
という疑問を解決する記事になっています。
この記事では、勉強方法を効率的に変えるコツを紹介していきます。
効率的=時間を大切にすること
社会人になり勉強をすると決意してから様々なことを試してきました。
そんな私が効果を実感した心構えの土台や具体的な方法を紹介します。
後半の具体的な勉強法はメンタリストDaiGo氏の著書『超効率勉強法』を参考にしています。
記事を読み終えると、勉強が一変します。
昨日よりも数段効率良く勉強を進められ、記憶に残りやすくなることをお約束します。
それでは早速いってみましょう。
目次
勉強方法を効率的に進める3つの土台
勉強方法の紹介の前に重要な事があります。
1、集中力を意識する
2、目的を明確にする
3、休憩をしっかり取る
それは勉強を効率的に進めるための3つの土台についてです。
3つの土台が不安定なままだと、いくら勉強方法を工夫しても効率的にやることは出来ません。
重りを積んだリュックを背負って走るようなものです。
絶対にきっちり理解しておきましょう。
1、集中力を意識する
土台の1つ目は“集中力”です。
集中せずに2時間・3時間と勉強しても何も身になりません。
勉強が身になったと感じられるかどうかは“集中の有無”です。
集中は勉強を効率的に進める最も大切な土台の1つです。
- 自分がどういう時に集中しやすいのか。
- どんな工夫をしたら集中できるか。
集中力の観点から自分のことを把握することはめちゃくちゃ重要です。
自分だけの特性もありますし、人間が共通的に持つ集中力に関する特性があります。
集中力の高め方や集中力との付き合い方に関しては別記事でまとめています。
是非ともお読みいだければと思います。
2、目的の明確化
土台の2つ目は“目的の明確化”です。
勉強“手段”であって“目的”ではない
“なぜ勉強をするのか”をしっかりと自分の中で明確にしようという話です。
問題集を解く、教科書を読む、授業を聞くことなど。
それぞれの行為自体にあまり意味はありません。
私なら“100万稼ぎたい”という目的を達するために本を読んでいます。
何も考えず、生活しているだけで“100万円が稼げる”なら本など読みません。
100万稼ぐ現実を引き寄せるために勉強が必要だとから勉強をする。
同様にスポーツ選手も本当はきつい練習なんてしたくない。
練習そのものにあまり価値はありません。
目的に合わせて目標を定めているからこそ、きつい練習に耐えられています。
- 目標:東京五輪で金メダル獲得
- 目的 : 両親や協力してくれている人への恩返し
1年後・2年後・5年後の自分の到達したい未来に繋がるから今日もきつい練習をするわけです。
基本的に人間は目的を達するためにしか行動を起こすことはありません。
目的が明確で達したいと思えてしまえば、勝手に勉強したくなるし、効率性を高めようと考えます。
“なぜ勉強をするのか”をちゃんと整理しておきましょう。
3、休憩をしっかりと取る
土台の3つ目は“休憩をしっかり取る”ことです。
勉強をしようと気合いを入れて始めると、ついがむしゃらに勉強しがちです。
基本的に勉強は長期戦で考えるべきなので、エンジンを吹かし過ぎると、必ずガス欠を起こします。
2・3日にだけ5時間とか勉強するよりも
1時間を1ヵ月続けられる方ことが重要です。
そのためには、休憩をちゃんと意識することが欠かせません。
休憩を取る事は集中力とも密接にリンクしています。
勉強歯車を力強く回すにはメンテナンスをしっかりとしなければなりません。
休憩の代表が睡眠です。
睡眠をきっちり取らないと病気になるリスクも上がりますし、集中力も高まりません。
東大生や優秀な経営者ほど睡眠時間を削らずに活動をしているそうです。
私も睡眠時間を色々試しました、7時間以上眠れた時とそれ以下の時では脳みそのキレが全然違います。
勉強をガンガンしたい気持ちも大切ですが、同じくらい休憩の質や量も意識しましょう。
勉強方法を効率的にする具体的な方法
勉強方法を効率的になる方法はずばり、、これです。
結論: アクティブラーニング
☆積極的に学習に取り組んでいく手法のこと
授業を聞きながらノートを取るような受け身の姿勢ではなく、進んで頭を使いながら学びます。
いわゆる一般的な勉強方法に一工夫し“アクティブ化”させて、勉強効率をアップさせる方法を紹介します。
勉強のアクティブラーニング化 2つのポイント
1、想起 『思い出すこと』
2、再言語化 『自分の言葉に置き換えること』
アクティブラーニングの方法論は別の記事で詳しく解説しておりますので、こちらの記事を参考にして頂ければと思います。
本記事では概要を説明させて頂きます。
ポイント1 想 起
何かを“思い出す”ことです。
人間の脳が情報を脳に刻もうとするの思い出そうとした直後だそうです。
普段、自分がやっている勉強法の中で、「思い出す作業をどこかに組みこめないか?」と考えてみてください。
この本の中から抜粋して2つのテクニックをご紹介させて頂きます。
1、クイズ化
覚えたい情報をクイズ化し、自分の記憶度をテストしてみる手法
2、分散学習
復習の間隔を少しずつ伸ばす手法
ポイント2 再言語化
何かを“自分の言葉に置き換える”ことでです。
“再言語化”は何かを記憶するときよりも、何かを理解する時に大事なことです。
教科書や参考書に書かれている説明が非常に分かりにくいときに、情報のおおまかな要素を理解して、自分なりの言葉にします。
例えば、「SEO」という言葉で考えてみます。
〇 SEO (定義)
Search Engine Optimization”の略であり、「検索エンジン最適化」のことを意味する
〇自分の言葉に言い換える
ググった時に上位表示するための条件
こんな感じで自分が理解しやすいように言い換えをします。
こんな“再言語化”の具体的なテクニックを2つご紹介させて頂きます。
1、自己解説
自問自答をくり返しつつ理解を深めていく手法
2、ティーチングテクニック
自分が勉強した内容を他人に説明してみる手法
特に1つ目の“自己解説”は非常に興味深い方法になりますので、是非ともお試し頂ければと思います。
効果的ではない注意すべき勉強方法
ここまでとは逆で定番の勉強法にはなっているにも関わらず、勉強方法として効率が悪い方法を紹介します。
ですが、先に紹介したアクティブラーニングを入れ込むことで効率の悪さを改善することも可能です。
1、語呂合わせ
2、テキストを要約
3、アンダーラインを引く
1、語呂合わせ
効率の悪い勉強法の1つ目は語呂合わせです。
学生の頃、よく語呂合わせで暗記をしていませんでしたか?
元素記号の順番や歴史の元号・円周率など有名な語呂合わせがたくさんあります。
実は、“記憶術”として一定の効果がありますが、効率的な勉強方法ではないようです。
効率的でない理由は1つ。
覚えた内容が他の情報と繋がりずらく、応用が効かないため
少し具体的に考えてみます。
〇いい国(1192)作ろう鎌倉幕府
(※年号が間違っている説もありますが、語呂合わせの例として)
- なぜこのタイミングのなったのか。
- 幕府が出来てどのようになったのか。 etc
関連情報は語呂合わせに入り込めません。
全部覚えてればいいじゃん!という意見もあるかもしれませんが、語呂合わせの部分だけが切り取られてしまいがちです。
- コインロッカーの暗証番号
- 人の名前を覚える
例えばこれらの一時的に記憶したい情報があるときはいいかもしれません。
が、脳に定着をさせたい勉強方法としては効率が良くありません。
2、テキストを要約
効率の悪い勉強法の2つ目は、参考書や教科書を要約すること。
私はすごく要約やっていました。
一昨年に中小企業診断士の勉強をしていた時にこればっかりやって、しっかりと落ちました。
要約ってちゃんと考えてみると、かなり大変な作業なんです。
『要約』をするまでの手順
1、情報の全体の流れを掴む
2、テキストの重要なところを掴む
3、要点を1つの短い情報に転換する
要約する分量にもよるかもしれませんが、受験勉強や資格勉強などある程度のボリュームがあると、確かにしんどいです。
専門家の中では、上手な要約をするには要約用のトレーニングが必要だという人もいるようです。
要約をする過程も勉強になる!という方もいるかもしれません。
が、要約をするまでに大きなエネルギーロスを伴っている可能性が高く、効率的な勉強方法としてはオススメ出来ません。
私の経験的にも要約自体が目的になりがちだったりするので、そういう意味でも注意が必要です。
3、アンダーラインを引く
効率の悪い勉強法の3つめは、重要ポイントにアンダーラインなどを引くこと。
多くの人がやっていることですけど、効率はあまりよくないそうです。
効率的でない理由は2つです。
①情報を選別しただけで脳みそが満足してしまう
“重要な情報”だと選別をするだけで、覚える価値があるとまで脳みそは判断をしないそうです。
②情報の切り取りが起きる
線を引いた箇所がピックアップされるため、周辺情報が削ぎ落されて“使える知識”になりずらいそうです。
例えば“初代総理大臣に伊藤博文が就任”で考えてみます。
- 時代背景
- なぜ伊藤博文だったのか
- ほかの大臣ポストは誰か
- 前後の総理大臣は
など関連情報とセットでないと応用が効かなくなってしまいます。
語呂合わせと一緒で情報の単体で覚えることは効率的ではなく、記憶の定着期間が非常に短くなりがちです。
そのため、効率的な勉強方法としておすすめは出来ません。
勉強方法を効率的にするには工夫が欠かせない
自己流でがむしゃらに一生懸命やっても効果がなくはありません。
しかし、“勉強をする”行為に関して勉強すればその数倍の効率よく学ぶことが出来ます。
① 集中力を意識する
② 目的を明確にする
③ 休憩をしっかりと取る
3つの土台を抑えたら“アクティブラーニング”を使って効率性を一気に上げてしまいましょう。
① 想 起 ⇒ 思い出す
② 再言語化 ⇒ 自分の言葉に言い換える
こういった方法はどうしても個人差が大きいものです。
今回の記事を参考にしつつ、勉強時間を積み重ねて、自分で考えて改善を行ってください。
まだまだ私も道半ばです。
自分なりの勉強法を確立してしまえば、人生は相当生きやすくなりますので、共に頑張っていきましょう。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。