この記事では、人生は“自分次第”
ということについて書いてみたいと思います。
人生ってなかなか思うようになりませんよね。
あんな仕事がしたかったな、もっとお金があったらな、他人の生活や容姿をみて羨ましいなと思ったりしますよね。
でも、自分は取り柄もないし、今の性格や現状の生活環境は簡単に変えられない。。。
こんな風に考えたりしていませんか。
そんな人も間違いなくもっと人生を良くしたいと思っています。
まさしく私もそうでした。
この現実と本音のギャップでずっともどかしい気持ちを抱えていました。
このもどかしさを確実解消する方法の1つが今日のキーワード“自分次第”です。
つまり、物事の原因の矢印をすべて自分に向けてみるんです。
どういうことか? なぜ“自分次第”と考えると人生が変わると思っているのかを3つの項目で解説していきます。
【① 原因と結果の法則に逆らわない】
『人間は思いの主人であり、人格の製作者であり、環境と運命の設計者である』
原因と結果の法則 著 ジェームズ・アレン
こちらは有名な自己啓発書なのですが、非常に心に刺さる法則を述べてくれています。
非常に有名は書籍で5冊くらいのシリーズになっています。
私たちの人生は、確かな法則によって創られており、 誰がどんな策略を用いようと、その法則を変えることはできません。
それが「原因と結果の法則」です。
私たちの人格や性格等のパーソナルなことや起こして来た行動が、職業だったり、年収の程度など現在生活しているすべての環境の根本であるとこの本では書かれています。
つまり、この原因(思いや行動)と結果(年収・職業・人間関係の悩み)が結びつくことは
絶対法則だということです。
“世界一のサッカー選手になる”
プロサッカー選手 本田圭佑選手
“一流のプロ野球選手になる”
メジャーリーガー イチロー選手
“世界一のゴルファー”
プロゴルファー 石川 遼選手
これらは、3選手が小学校や中学校の時の文集に書いていた夢です。
普通の感覚だと恥ずかしくてこういう大きな夢って書きづらいですよね。
私も夢とか他人に語ること苦手でした。
この選手達は“自分次第”という強い気持ちを持っていたはずです。
本田選手は「なりたい」はではなく、「なる」と言い切りですからね。
インターネット上に彼らの文集はありますので、お時間があればご確認下さい。
同じプロスポーツ選手の夢を描いて途中で挫折した人達は数知れないでしょう。
でも、この3選手と同じかそれ以上に“自分次第”と思ってた人は何人いたでしょうか。
そう多くはないと思います。
一般人と同じような感覚で名経営者やトップ芸能人になれるわけがありません。
才能や生まれた環境よりも重要なものはそれを生かす人間の思いです。
なぜなら“原因と結果法則”は絶対だからです。
自分がどのような“原因”を持ち合わせているかをまずは知ることが第一歩です。
【②人間は自己暗示の生き物】
私たちは1年前と全く一緒の人間ではありません。1年もあれば、結婚だったり病気や怪我、転勤や転職など大小さまざまな環境の変化があるからです。
何か1つの出来事を経験したことで考え方が変わり、行動が変わることも珍しくありません。
そのため、自分はこういう人間なんだと型を決めてしまっていることは、自分の可能性に蓋をしていることになります。
しかし、私たちは自分がどんな人間かということを固定してしまいがちです。
例えば“私って優柔不断なんです”
“私って人見知りなんです”
なんて言ってしまう人も多いのではないでしょうか。
これは本当に優柔不断や人見知りではなく、意識・無意識に限らず、対人コミュニケーションで、予防線を張るために発言していることが多いそうです。
“社交的”ですと宣言するよりも“人見知り”と言っておいた方が、積極的に話しをする必要もなくなるし、話しが繋がらなくても、人見知りで緊張しているのかなと思ってくれるかもしれない。
そんな予防線を張っている可能性が高いです。
〇〇が出来ない・苦手、○○なタイプと自分を決めていると自分で自分の可能性に蓋をしていることに他ならず、それが人生をつまらなくさせているかもしれません。
逆に考えればこの自己暗示をする機能を上手く利用できれば、人生を楽しく感じることが出来ます。
思いと現実は一致してくることは「原因と結果の法則」で述べた通りですので、
目指したい人生を目指せばいいんです。
すべて“自分次第”です。
でもでも、、、、
自分の型を変えることは簡単ではないし、変えようとした直後は不快感や強い違和感を覚えます。
そのため、多くの人は現状維持を正当化する理由を見つけ、現状に落ち着いてしまいます。
現状を正当化するまでが自己暗示のテリトリーになっていることに気付きません。
まずは自分自身の自己暗示(思い込み)を客観視すること。
それを認識し、どのように人生を設計していくのかは、すべて“自分次第”なのです。
【③失敗は成功の母】
人間は失敗がつきものです。誰もが、日々失敗の連続と向き合っています。
それは、自分の失敗だけでなく、
家族の失敗や会社の同僚、見知らぬドライバーなどの失敗など他人の失敗も含めてです。
よくやってしまいがちなのが、失敗の原因を外部要因に求めてしまう。
つまり、自分自身を変えずに他人や環境のせいにすることです。
人間関係の中で、他人のここが変わらればいいのにと考えている人は多いのではないでしょうか。
そして、相手が変わらないことにイライラしてしまう。
自分は変わらず、他人を変えようとする。ある意味でこれは仕方ないことでもあります。
ホメオスタシス(恒常性の維持)というものが人間には備わっているからです。
生き物にとって変化は命の危険を意味します。毎日が変わらない日々であれば基本的には安心して生きられるからです。
このホメオタシスによって、傷が治ったり、風邪の時はウィルスを外に出そうするなどして、元の健康の状態に戻そうと体が働いてくれています。
ただ、この物質が邪魔になってしまうことがあります。
それは変化したいと人間が望んだ時です。
例えばダイエットや早起きにチャレンジをしようと思い、途中で挫折してしまうののは、
ホメオタシスが現状維持プログラムが壁として立ちはだかっていることも一因です。
だから、自分は現状維持で、相手が変わればいいと思うことは自然なことだとまず理解をして
下さい。
でも、神様のいたずらで人間は唯一、成長を望む生物です。
ネコやイヌは昨日の自分よりもよくなりたいとは考えません。
言い換えると、成長を望まない人は人間らしさを失っているということです。
チャレンジし続ける人達はホメオタシスの存在を知りながら、上手く付き合いながら、結果を出し続けています。
何かの失敗を次に生かすということは同じ場面に出くわした時に違う行動をするということ。
大きな変化になるのではないでしょうか。
それをなのに失敗の原因を自分でない外部的要因のせいにしていたら、自分自身が成長する理由がなくなってしまいます。
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ
トーマス・エジソン
失敗を失敗で終わらせない。
失敗は自分自身のことだったり、何かを成功する方法を知る大切なきっかけです。
外部要因のせいにしてばかりいても何も生まれません。
その失敗を生かすも殺すも“自分次第”と思うこと。これに優る失敗防止法はありません。
【④まとめ】
“自分次第で人生を選んでいる。
この感覚が非常に重要になると思います。
現実に表れているとすべての事が自分で選んでいると考えれる人と、何となく生きている人が
10年歩んで時に同じような人生を送っているということはあり得ません。
自分がどんな人間なのかを見つめ直す。自己暗示で可能性に蓋をしていないか。
成長(変化)のための失敗を恐れず、どんどんチャレンジすること。
そういうことができれば、必ず人生に対して面白味を感じられ、未来が待ち遠しくなっていく
なっていくことは間違いありません。
あとはどうやってどの方向にコントロールするかの考え方を学び実践し続けるだけです。
もちろん、困難な長い旅になる覚悟が同時に必要です。
でも、現状維持で生きていくことよりも私は困難な長い旅を望みます。
このブログも私自身の変化の1つです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。