この記事では、自分と他人を比較はほどほどにということを紹介します。
自分と他人を比較することめちゃくちゃありますよね?
正直、私も他人と比較ばかりして人生を送ってきました。
ありとあらゆることに他人と比較があります。
私も他人と比較しては安心感を得たりや落ち込んだりの繰り返しをしていました。
比較した上で「頑張ろう」と前向きに行動をし始めれば良かったかもしれませんが、
単に気持ちを浮き沈みさせて何も行動しない自分がいました。
そんな過去を振り返ると「もったいなかったなぁ~」と思うのです。
今はまるっきり考え方を変えました。もっと充実感を味わえるように。
私が考え方をどう変えたのか、その理由についても紹介をさせて頂きます。
【結 論】
他人ではなく、タイムスリップした自分と比較して成長を確認しよう
つまり、、、
「過去の自分」と比較して○○
「未来(理想)の自分」と比較して○○
こんな感じで自分との比較がおすすめです。
では、なぜそう考えるのか。
3つの理由を述べさせて頂きます。
他人と比較してはいけない3つの理由!!!
①比較の対象は無限大で、結果が参考にならない
②サッカーと野球くを比較するようなもの
③現実に落としこみが出来ない
①比較の対象は無限大で、結果が参考にならない
会社の同僚、学生からの友人、身内、有名タレントやアーティスト、
スポーツ選手、偉人、世の中の調査データ などなど。
無数に存在する情報の中で、
①何のどの部分の情報
②比較結果の解釈
すべて私たち自身に決定権があります。
例えば、Aさんは100mを12.5秒で走るとします。
なんと、、通っている中学校でNo.1です。
でも、隣の中学校を含めたらどうでしょう?
もしかしたら、もっと速い人がいるかもしれません。
全国レベルでは?
さらにさらに、大学生・日本国内、ウサイン・ボルトと比べたら?
逆に赤ちゃんや小学生、70代の方と比べたら?
12.5秒は早いのか遅いのか。
比較対象によって評価はガラっと変わります。
ということは、他人と比較した結果そのものには何も意味はありません。
上には上がいるし、下には下がいる。
比較対象にはキリがありません。
②サッカーと野球に優劣はない
見た目は同じようでも生物は個体差というものがあります。
例え両親が同じだとしてもみんな個性を持って生まれくるものです。
風邪を引きやすい人、高い所が苦手な人、卵アレルギーの人、
スピード狂、昆虫に興味が異常に強い etc
みんな人間ですが、みんな違います。
多くの人が興味や関心を寄せる個性を発揮した人に、人気やお金が集まる世の中になっていますが、それぞれの個人が唯一無二の存在です。
でも、大多数の人が『人間』という大きな枠に他人と自分を一括りにしちゃうため苦しくなります。
「あの人にはできるのに、自分にはできない」⇒自分はダメだ
「なんでこんなことがわからないんだ」 ⇒ あいつはダメだ
人間性の評価につなげてしまいます。
これは犬と猫を比べて猫はダメと言っていることと同じです。
『自分』は唯一無二で好きなように生きる感覚さえ持っていれば、それで十分です。
他人と自分を比較することも同じです。
『サッカー』と『野球は』それぞれの特長やルールがあります。
話の題材として、サッカーと野球のどちらが楽しいと比べることは出来ますが、そこに明確な結論を出すことは不可能です。
個性や能力の違う他人と自分との比較は、巨人と浦和レッズを比較して優劣を語るくらいナンセンスなことだと考えます。
ただ、勘違いしてはならないことは、他人のことを参考にし、
自身の行動や考え方を改善する方向に結びつけることは大いにすべきことです。
他人との比較結果をみて思考停止することをやめましょうという話です。
③比較だけは現実に何の影響もない
「よし勝ってる!!」
「やっぱりダメか、、」
他人と比較してどちらの気持ちになっても現実は何も変わりません。
比較だけを繰り返していても現実は何も変わりません。
現実を好転させたいと思えば行動しかありません。
が、比較の仕方を間違えると行動を止めてしまうことがあります。
私は学生時代にバスケットボールをやっていましたが、強豪校と呼ばれるチームと試合をするたびにやる気を失っていきました。
どんだけ練習しても勝てるわけがない!!前向きに練習に励んでいた中学校までとは違い、
高校では、こんなマイナスな感情を持つようになっていました。
今考えると、人間は基本的に変わりたくない生物なので、変わらなく済む理由を無意識で探していたのかもしれません。
行動を起こしてもムダだと思うことで、そのままの自分で留まること選択しているのです。
結局、練習を従来よりも一生懸命やることもなく、淡々と時が過ぎることになりました。
補足 イチローの引退会見の言葉
人よりも頑張ることなんてとてもできないんですよね。
2019年 3月 メジャーリーガー イチロー選手
あくまでも、はかりは自分の中にある。
それで自分なりにはかりを使いながら、自分の限界をみながら、ちょっと越えていくということを
繰り返していく。 そうすると、いつの日からかこんな自分になっているんだ、という状態になって。
だから、少しずつの積み重ねがそれでしか自分を越えていけないと思うんですよね。
〇 人よりも努力をしてきたか?
〝イチロー選手の引退会見〟での答えです。
世界の第一線で活躍し続けてきたイチロー選手がこの回答を聞いて、
私が思ったこと、、「やっぱり!!」でした。
同時にすごくワクワク感が込み上げてきました。
世間からの注目度は天と地程の差がありますが、私とイチロー選手が考えている方向性が一緒だということが確認できたからです。
あとは、その実践法を自分なりに構築していくこと。どういうことが実現するのか、どのくらいの時間がかかるかは、あまり重要なことではありません。
イチロー選手がこういった考えを発信してくれた。
その事実が私にとっては何事にも代えがたい重要なことです。
ま と め
他人との比較って、子どもの頃から刷り込まれています。
なので何も考えずに無意識にしまっても致し方ないものでもあります。
・兄弟や姉妹
・学生時代には同級生
・日本の教育が同一性を重んじている
・スポーツや習い事
・受験や就職活動
・会社での出世や成績争い etc
人生は他人と比較してしまうようなことばかりです。
それも年齢が若い時から常に訪れるので、「比較の価値観」にどっぷり
ハマってしまいます。
私ももちろん、「比較の価値観」にどっぶりハマってしまった1人です。
たまたま大人になってから“アドラー心理学”“仏教”などの教えに触れて
いく中で、だんだんとその価値観が壊されていきました。
・“私と時間軸の違う私”だけを比較していけばいい
・他人はあくまでも参考にするのみ。
⇒気になったことややりたいことがあれば読書やSNSで情報を収集します。
・フォーカスすべきは自分の成長
こんな気持ちで今は色々なことに取り組めているので、非常に人生を
楽しく過ごせています。
とはいえ、まだまだ他人と比べてしまって心が乱されることは少なくありません。
でも、そんなときは上記の価値観に立ち戻ることですぐに回復することが
出来るようになってきました。
みなさんも“マイペースな人生”を生きてみませんか。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。