こんにちは なかこうです
今回は“時間の有効化”について考えてみたいと思います。
ずばりキーワードは“集中力”です。
みなさん1日24時間を“集中力”を軸に考えたことはありますか。
集中力を意識することで“時間の質”を変えられるので、人生が豊かになります。
下記は仕事の取り組み方の私の変化です。
【3年前】
- 集中力を高めるための行動なんて考えたこともない
- 思い付いたタスクから手を付ける
- やりやすそうな仕事をまずやる
- 睡眠時間は特に意識しない
- 定量時間でこなせるタスク量を把握していない
【現在】
- 起床後、運動をする。 交感神経と副交感神経の切替えのため
- To doリストを作成しつつ、仕事に取り組む
- 「非集中仕事」「集中仕事」に分類
- 睡眠時間は6時間半以上を意識している
- タイマーを使ってケツカッチン法でタスクに臨む
同時期に全て取り組めたわけではありませんが、時間の使い方に関して、
“集中力”を意識してタスク量は相当増やすことが出来ました。
ちなみに今回は、樺沢紫苑著「神・時間術」の内容を参考にしておりますので、ご興味のある方はお読みください。本当にいい本です。
- 時間を有効活用活用したい人
- 生産性を高めたいと考えている人
- 成し遂げたいことがある人
- 時間が足りないと常に思っている人
集中力で時間の質を上げる
日本人は労働生産性が低い国民性です。
労働生産性が低いとは、タスク量とそれに費やす時間の効率が悪いこと。
そういったことが現在は、長時間労働問題として顕在化しています。
だからこそ、集中力を意識して時間を有効に使える人になると、社会的に有利な立ち振る舞いが可能になります。
神・時間術によると、アメリカ人は日本人の1.6倍の労働生産性があるといいます。
やばいですよね。。
日本人はアメリカ人の1.6倍の時間を費やしてようやく同じ労働価値を生み出していると。
そんな違うのかと驚きを隠せません。
一方で、この労働生産性の低さで日本が今の豊かさというのもすげぇなと思いました。
私日本人は、基本的に時間の使い方が上手くないと押さえておきましょう。
その上で、例外なく時間の有効活用が出来ていないと思った方。
最高です、おめでとうございます。
なぜなら、時間の有効活用に関して伸び代がめちゃめちゃあるということです。
集中力を意識するという思考があれば、確実に時間の使い方が変化し、人生が変わります。
「集中力(仕事効率)」×「時間 =「仕事量」
◯ 「集中力(仕事効率)」×「時間」=「仕事量」
この法則めっちゃ重要です。
仕事量を増やしたいと考えた時、
多くの人は、“時間”の数字を大きくしてしまおうと考えがちです。
その典型が社会問題になっている「残業」であり、長時間労働です。
でも、時間は限られており、費やす時間を増やすアプローチは色々な意味で限界がきます。
人生を真面目に考えれば考えるほど、やりたいことが増え時間が足りなくなってしまいます。
注目すべきは「集中力(仕事効率)」です。
ここをいかに高めるかが、人生の豊かさを決めているといっても過言ではありません。
- 今まで1時間で書き上げていた報告書を30分で書き上げる。
- プレゼン資料の完成時間を短縮する
- 短時間で効果的な勉強や読書をする
- 退社時間を30分早める
集中力の数字を大きくしていけば、1時間で処理できるタスク量がどんどん増えて、24時間をより有効に使うことが出来ます。
集中力を高めようとしない
ここからは集中力をどう使うのか、具体的なアクションについて書いていきます。
最初のうちは、集中力を高めようとすることをおすすめできません。
集中力はどうしても浮き沈みしてしまうもの。
通常の生活の中で高い集中力をずっと維持することは不可能です。
そして、そのコントロールはすごく難しい。
じゃあ、どうすればいいのか。
集中力が高まっている時に集中力が必要な仕事をする
集中力が低い時には集中力が必要ない仕事をする
なんだこんなことかと思ったかもしれませんが、私には目からウロコでした。
内容を深掘りしていきます。
① 集中力が高まる時
○最も集中力が高い
起床後の2~3時間 ⇒ 「脳のゴールデンタイム」
起きた直後で情報が整理され、頭の中が非常にクリアな状態になっています。
脳のゴールデンタイムに何をしているかで人生は大きく変わります。
(その他の集中力の高まる時)
- 午前中
- 休憩した直後
- 有酸素運動の直後
- 締め切りの前日
- 終業間際の時間帯
こういった時間帯は自然に集中力が高まるので、“集中仕事”を片付けるようにしましょう。
それ以外の時間では“非集中仕事”に取り組むようにします。
※“集中仕事”と“非集中仕事”は次のブロックで触れます。
その他、仮眠や瞑想などで集中力を回復させる方法も取り入れていくと、さらに時間を有効的に使えるようになります。
集中仕事と非集中仕事
タスクを集中力の必要度合いで“集中仕事”と“非集中仕事”に区別します。
○集中仕事 ⇨ 高い集中力が必要な仕事
- 論理的な思考が必要な作業
- 文章の執筆
- 書類の作成
- 語学の勉強
○非集中仕事 ⇨ あまり高い集中力は必要でない仕事
- メールチェック
- 電話
- 打ち合わせ
- 会議
職場でのタスクを思い出してみて下さい。
それを集中力の度合いで「集中仕事」or 「非集中仕事」に分類して、上手く組み合わせて処理していくことで時間の効率は大幅に上がります。
目の前の時間を大切に
重要なことにもかかわらず意外と真剣に考えられていないテーマが「時間の有効化」
実際は私も30年間、本気で考えたことがなかったです。
もし、1年後に現在と違うフェーズの人生を送りたいと思ったら、今日の24時間、明日の24時間をどのように過ごすかを考えなければ、豊かな人生が現実になることはありません。
金メダルの獲得を目指して、必死に練習を重ねるアスリートと同じように。
この当たり前の事を頭でわかっていても、今日も昨日と変わらずなんとなく1日を過ごしてしまう。
まさしく私も“今日”を適当に過ごす人間でした。
目的もなくただただ、目の前の仕事をこなす。
ただただ楽しいと思ったことやルーティン的なことで休日を過ごす。
生活に不自由はないし、悪いことではないと思いますが、思考停止はもったいないです。
周りのみんなそうだし、こんなもんだろうと考えがちです。
本や動画で日本の社会人の平均勉強時間は6分というデータを知りました。
先進国で圧倒的に少ないそうです。
自分もその一員だと自覚し、ゾッとしました。
勉強していない大人から勉強しろっと言われても子どもは勉強しません。
そして、30歳を超えたくらいから考えるようになりました。
同じ職業(会社)で今と同じ意識で30年とか40年働くのか。
それが自分の望むことならオッケーですが、私の場合は惰性でしかありませんでした。
まだまだ自分にはやれること・やりたいことが山ほどあるじゃないか。
その可能性を追求してみようと思いました。
もっと色々と勉強しよう。
そういう気持ちが芽生えると人生が少し明るくなってきました。
同時に時間が貴重なものに感じられるようになり、全然足りないと感じるようになりました。
目の前の時間を大切にしようと思うようになりました。
1日24時間はどんな人でも公平に与えられています。
毎日24時間の過ごしたかの結果が今の自分です。
“集中力”という軸を取り入れて24時間を今の2倍、いや3倍以上有効に使い後悔のない1時間・1日にすればおのずと自分が変わっていくということ。
時間と命は有限です。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。