“人生は自分次第” がテーマ
地方でサラリーマン10年以上務めています。 人生を生きやすくする有益な情報を発信しています。
本記事は“悩み”を抱える方に読んで頂きたい内容です。
・常にたくさんの悩みを抱えている
・悩みの解決に苦労している
・悩み事をなくしたい
・人間関係で悩まなくなりたい
というような課題をお持ちの方に向けた記事となります。
『反応しない練習』という本の内容を参考にしております。
(著者)
・草薙 龍瞬さん(僧侶)
仏教の教えをもとにして、現在人の私たちにわかりやすく解説してくれます。
リクナビさんでのインタビュー記事をリンクします。
非常に評判が高く、WEB上でさまざまな人が同著について発信を行っています。
① 有名YouTuberの解説動画がたくさんある
→ サラタメさん、学識サロンさんなど
マコなり社長のおすすめ本
②Amazonで高評価レビュー
評価数:609 で☆4.4の成績
③10万部を突破したベストセラー
2015年発売からロングヒット
悩みについて完全解説してくれる、最強の1冊です。
この記事を読むと、人生から“悩み”が劇的に減ると保証します。
是非、悩みの対処について知りたいという方はお読み下さい。
それでは、早速いってみましょう。
悩みの正体って何?
悩みの正体なんてわかるわけないと思っていませんか?
仏教の教えによってその答えは出ています。
ずばり、悩みの正体は、、、
“心の反応” → “ムダな反応”です。
全然聞き慣れない言葉だと思うので、“心の反応”の例を挙げてみようと思います。
(“心の反応”の例)
①朝の通勤ラッシュで『今日も混んでるなぁ〜』
→心を憂鬱にさせる反応
②娘の顔を見て『よし!!頑張ろう』
→心が元気になる反応
③態度の悪い店員さんにイラッとする
→心に怒りを生む反応
④将来が見えないと漠然と考えている
→心が不安になる反応
⑤大好物を食べてでテンションが上がる
→心に嬉しさが湧き上がる反応
こんな風に日常生活を送っていると、心は常に反応をしています。
みんな②や⑤のよう“心地よい反応”に囲まれて生きたいと思っているにも関わらず、現実はそんなに甘くありません。
圧倒的に①・③・④のような“心地の悪い”反応のほうが多くないですか。
著書では“心地の悪い”反応を“ムダな反応”と分類しています。
お金のこと、人間関係、将来のこと、仕事、就職、恋愛などのどんなジャンルの悩みでも全ては、“ムダな反応”によって悩みとしてあなたの中に認識されます。
悩みが多い人は“ムダな反応”が多いんでと思います。
なぜなら、悩みはその人の心が作っているからです。
なぜムダな反応が悩み化するのか?
なぜ “ムダな反応”が私たちの悩みになってしまうのか。
それは、“ムダな反応”が現実に何もプラスの要素を起こさないからです。
ここであなたの抱える悩み事やモヤモヤする事を考えてみて下さい。
多くの人が陥る悩みにはパターンがあります。
- 思い込みや決めつけ
- 感情のコントロールの失敗
- 他人の目が気し過ぎる
- すぐに人を比較してしまう
①“思い込み”や“決めつけ”
「あいつが悪いに決まってるぅ〜」
「どうせ自分には無理だぁ〜」
「私が絶対に正しい」
「あいつの言動は理解ができない」
②感情のコントロールの失敗
「イライラすること多いなぁ〜」
「すぐに落ち込んでしまうなぁ〜」
③他人の目を気にし過ぎる
「親はどう思うかなぁ〜」
「上司はどう思うかなぁ〜」
「裏で何か言われてるかも」
「友達に冷やかされるかも」
④すぐに人を比較してしまう
「あの人よりと比べたら全然ダメだ」
「あいつには勝ってるな」
「AさんとBさんならBさんが優秀だ」
これら4つは“ムダな反応”の代表例です。
各項目の詳細は本記事では省略しますが、著書ではばっちり解説をしてくれています。
あなたはどんな“ムダな反応”が多そうですか?
複数ある方もいるかもしれないし、職場などあなたの周辺で問題を起こしがちな人は“ムダな反応”が多いはずです。
“ムダな反応”は「じゃあ、どうしようか?」という次の行動に対してプラスに働きません。
だから、結局は問題が問題のままとして残り、自分の中でも整理出来ず、いつの間にか“悩み”へと転換してしまいます。
日常に散乱する“ムダな反応”。 じゃあ、どうすりゃいいのよ?
という思ってる方も多いと思いますので、日常生活でやるべきことを2つに絞って解説します。
悩みを解決する2つのこと
悩みを解決する重要なのポイントは“ムダな反応を減らす”こと。
ここからは減らすための方法を紹介します。
どうやって“ムダな反応”を減らしていくか?
『反応しない練習』には様々なアプローチから色々な手法が書かれています。
その数あるから効果的で実践しやすそうなものを2つ抜粋していきます。
- 心の状態を見て、理解する
- 「判断」をやめる
この2つがとてもやりやすくて効果的かなと思います。
心の状態を見て、理解する
反応せずに、まず理解する──これが、悩みを解決する秘訣です。
『反応しない練習』 “心の状態を「きちんと見る」だけで”
特に「心の状態を見る」という習慣を持つことで、日頃のストレスや怒り、落ち込みや心配などの「ムダな反応」をおさえることが可能になります。
まずはあなたがどんな心の反応をしているのかを把握することから。
日常生活でどんなことにどんな反応をするのか。
今まで考えたこともなかったですよね?
あなたの“心の反応”を観察して下さい。
これは“ムダな反応”に限らず、日常生活で心の反応状況を意識をします。
そして、反応したことを素直に事実として受け取ります。
事実を踏まえて自分はどうすべきか?
自分自身を第3者的に観察するイメージになるため、出来事は一緒でも感じ方が一変します。
“心の反応”を把握していくので、モヤモヤする感覚がなくなり、段違いに頭の中がクリアになります。
さらに、観察を続けていくと、自分の心の反応の傾向が掴め、自身の大切にしている価値観も見えてきます。
まずは、自分のことを観察し、理解する。
是非とも実践してみて下さい。
「判断」をやめること
人間は判断することが大好きです。
でも、“判断”ほど自分勝手な基準でやっていることはありません。
それをやめようという話です。
言葉では簡単に言えますが、身に付けるまでにはある程度の期間が必要です。
- “良い”と“悪い”
- “好き”と“嫌い”
- “正しい”と“間違っている”
- “優れている”と“劣っている”
つい人間は自分なりの「判断」をしてしまいます。
それが悩みのもとです。
「判断」とは、この仕事に意味があるとかないとか、人生は生きている値打ちがあるとかないとか、彼と自分を比較すれば、どちらが優れている、劣っているといった「決めつけ」「思い込み」のことです。
『反応しない練習』 “「ムダに判断」していませんか”
いずれの“判断”もあなたの価値観の「決めつけ」や「思い込み」でしかありません。
例えば、恋愛。
人によって好みは全然違いますよね。
もっと言えば、自分自身の年齢によっても好みは変わったりもします。
あなたには好感ポイントでも別の人からみたら嫌悪感のポイントかもしれない。
つまり、“判断”はあなたのその瞬間の主観でしかありません。
すごく不安定なもので答えが変わるものです。
そのため、“判断”に右往左往することはムダです。
判断基準がブレので、気にしても仕方がありません。
先の心の観察と繋がりますが、感じた・思ったことなどの事実として受け取る以上はムダです。
「正しい」と思っていることも見方や時間が立てば結論が変わる可能性が高いからです。
心の動きを最小にし、“事実”に対して“じゃあ、どうする?”に思考を回していけば、悩みはなくなります。
次の行動が決まってさえすれば、人は悩みません。
自分の“判断”を意識的にやめるようしてみて下さい。
悩みを解決する 〜まとめ〜
悩みについて色々と理解できましたでしょうか。
得体の知らない“悩み”の実体が少しでも見えてくれば、戦いやすくなります。
1,悩みの正体
“心の反応” ⇒ “ムダな反応”
2、なぜ“ムダな反応”が悩み化するのか
“ムダな反応”は次の行動に繋がらないため
3,悩みを解決する2つのこと
- 心の状態観察し、理解する
- 「判断」をやめる
正直、日常生活で実践し、身に付けるまでには時間が掛かります。
そんなすぐに実践出来ていれば、お坊さんや僧侶の方も修行などしません。
が、これらの事を知っていると知らないとでは雲泥の差です。
『悩み』の原因を理解しているだけで、気持ちは楽になります。
人生はいかに自発的な行動を続けられるかで感じ方が大きく変わります。
悩み事でウジウジしている時間ほどもったいないことはありません。
可能な限り“悩み事”を減らし、あなたにとって有益な時間を増やしましょう。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。