“人生は自分次第” がテーマ
地方でサラリーマン10年以上務めています。
本記事は将来の方向性に不安を感じる方に読んで頂きたい内容です。
30代になって、、
本当にやりたいことはなんだろう?
不満は大きくはないけど、これからどうしていいかわからない
人生にワクワク感が全然ないけど、なんでだろう?
という人に是非ともお読みいただきたい内容です。
実は2年前までの私がこんな状態でした。
自分の気持ちから湧き出るような目的を見失っていました。
なぜなら、自分に何が出来るわけでもないし、何かしたいことがあるわけでもない。
さらに、大切な家庭が出来たことで自分の将来を考えることが増えます。
結果、いつの間にか不安だけが積み上がっていました。
それが今は全く違います。なぜなら物事の捉え方が変わったから。
宝くじが当たったとか、特殊なことがあったわけではありません。
この記事では、その一端を書かせて頂きます。
この記事を読み終えると、考える方向性が定まり、自分の行動を変えたくなります。
2年間で人生の感じ方が大きく変わった私が参考にした考え方を紹介します。
いろいろと受け入れ難い内容も含みますが、まずは素直に飲み込んでみること。
必ず人生が少しずつ変わっていくことを保証します。
それでは、早速いってみましょう。
“何がしたいか”はわからなくてもいい
端的に結論から申し上げます。
“何がしたいか”はわからなくても問題ありません。
“何がしたいか”ではなく“自分の状態”を考える
ここからは“転職の思考法”という大ヒット本の内容を参考にさせて頂きます。
“働くこと”だけではなく、“人生設計”を考えさせてくれる良書です。
“自分の状態”を考えるとはどういうことか。
世の中には2パターンの人が存在するそうです。
(世の中に2パターンの人)
・To do 型
・being型
To do型は目標が明確でそこに向かって一気に突っ走っていく人。
俺は一流のプロ野球選手になる!!
プログラミングを極めて世界を変える!!
よし、海賊王になる〜!!
一般的に成功者や夢を追う人として描かれるのはタイプで、みんなこのTo do型を理想で考えます。
でも、そこに落とし穴が、、
2タイプは半々といった割合で存在しません。
なんと、To do型は1%しかいないそうです。
(※ 1%の根拠は本では示されておりません。)
にもかかわらず、To do型の人が本を出版し、メディアで取り上げられることで、情報発信される思考はTo do型が多くなります。
そこで混乱が生じる。
なぜなら、世の中のほぼ全員はbeing型に属しているからです。
結果として「何をしたいかわからない病」が蔓延することになります。
一方、being型は“やりたいこと”よりも“状態”を重要視する人。
尊敬出来る人に囲まれていたい!!
他人に感謝されるような仕事をしたい!!
常に笑顔で居られる環境!!
具体的な目標よりもどんな風にありたいかを望むタイプです。
To do型とは大切にするものが違います。
そのため、“やりたいことを持つ”必要はありません。
大半の人が属するbeing型は“心から楽しめる状態”を目指す方が心地良いはずです。
マコなり社長などはハイブリッドと語っていたので、必ず分類されるわけではなく、傾向として捉えて頂いても構いません。
ここからは、being型が“何がしたいかわからない”から抜け出す方法を解説していきます。
“心から楽しめる状態”を自分で確かめる方法です。
“30代で何がしたいかわからない”を抜け出す方法
being型は“やりたいこと”よりも“状態”を重要視する人。
これは言い方を変えると“自分の心”に寄り添って生きられるかどうかです。
このタイプの人が重視すべきは2つ。
being型の人間がやるべきこと
1、市場価値を高める
2,挑戦の回数を増やす
この2つをしっかりとやっていくだけです。
とはいってもこれがなかなか大変なんですけど。。
それでは、早速順番に見ていきましょう。
1, 市場価値を高める
being型のやるべきこと1つ目は、市場価値を高めることです。
なぜ、市場価値を高める必要があるのか?
それは、市場価値が高ければ高いほど、“選択肢”が増えるからです。
being型が目指す“心から楽しめる状態”は答えが流動的なもの。
年齢や自身の生活環境によって、“心から楽しめる状態”は変化していきます。
例えば、結婚をして子どもが生まれたときに、、
赤ちゃんが可愛い〜!!
もっと奥さんや子どもと一緒にいる時間を増やしたいなぁ〜
こんなときに、市場価値が低いと、、
現状の会社にしがみつくしかありません。
長年勤めた会社の価値に頼らざるを得ないからです。
でも、会社を変えるなんて今更無理だよぉ〜
ネガティブに考えてしまいます。
でも、市場価値が高ければ、、、
①じゃあ、在宅勤務OKの会社を探してみよう。このスキルとあのスキルで会社見つかる
②いっそのこと、独立して自分で仕事をやってしまおうかなぁ〜
転職や独立などライフスタイルの変更が非常にスムーズになります。
自分が理想とする働き方を選ぶことが可能です。
自分の気持ちに柔軟に対応出来る準備をbeing型はすべきです。
その最も有効な準備こそ“市場価値を高める”ことに他ありません。
目指すこと“変化”する以上、フレキシブルに選択可能な人材でいることは最も重要なポイントです。
また、市場価値を意識して働くとプラスαなことがたくさんあります。
- 未来を予測する
- 自分のキャリアと向き合う
- スキル向上の行動が伴う
- 特定の会社の基準に染まらない
- メタ認知力の向上
市場価値を高めようと考えるだけでも“心から楽しめる状態”は近付いてきます。
選択肢の可能性に気付いていることが気持ちに余裕与えてくれるからです。
挑戦の数を増やす
being型のやるべきこと2つ目は、挑戦の回数を増やすことです。
挑戦回数が少なくて、“何をしたらいいかわからない”というのは、水が高い場所から低いところへ流れるくらい自然なことです。
なぜなら、自分価値観は経験や行動でしか自分でもわからないからです。
スバっと解説している動画を紹介させて頂きます。
ホリエモン×前田裕二氏の対話が知的で非常に心を刺激されます。
人間なんて自分がやったこと・知っていることの範囲でしか考えられません。
“やりたいこと”に限らず“心から楽しめる状態”を探るには自分の価値観を把握することは必須です。
理屈で考えても“自分の価値観”を把握しない限り、“やりたいこと”とか“理想な状態”を見つけようがない。
これは確率論なので、数は打てば打つほどいい。
挑戦を重ねることは価値観を把握する機会を増やすこと。
そして、その効果は抜群です。
カルボナーラがめちゃめちゃ好きな人がいたとします。
この人はなぜ自分がカルボナーラをめちゃめちゃ好きだと認識出来ているか?
それは、他の食べ物を食べたことがあるからです。
お蕎麦、うどん、ピザ、ハンバーグ、カレー、ラーメンなど色々なもの食べた経験と比較しなければ、カルボナーラをめちゃめちゃ好きだと判断出来ません。
カルボナーラだけを食べていたら気付きようがありません。
自分の価値観(カルボナーラ)探しは挑戦の数(食べた料理の種類)なしにはあり得ません。
挑戦といっても些細なことで十分です。
- 知らない人に声を掛けてみる
- 通ったことのない道を走ってみる
- 全く興味なかった情報に触れる
- 毎日体重を測ってみる etc
小さな日常に変化を与えることを意識してみて下さい。
ある程度、慣れたら中期的な挑戦を始めてみる。
- 料理を始める
- ダイエットに挑戦
- 禁酒や禁煙に挑戦 etc
料理1つを始めるだけで、色々なことを調べることになります。
- 美味しい生姜焼きのレシピは?
- 料理の段取りを良くするには?
- 食材を安く買うには?
- 包丁を上手く扱えるようになるには?
何かを始めることによる刺激は想像以上に多いものです。
ルーティーン的な行動は人生の想定内の繰り返し。
“良い状態”に辿り着くためには、挑戦を意識してみましょう。
まぁまぁ好きなものとか嫌いじゃないものが確実に浮かび上がってきます。
そして、ついやりたくなってしまうことに時間を集中してみて下さい。
私はランニングとブログなどの発信活動です。
【まとめ】何がしたいかわからない30代の人へ
何も考えずに毎日生活をしていて、“これがしたい”と降ってくるようなことはまずありません。
本記事の内容をおさらいします。
1,99%の人はbeing型
“やりたいこと”よりも“状態”を重要視する
『やるべき行動』
2,市場価値を高める
“選択肢”を増やして自分の心にウソをつかない
3、挑戦の数を増やす
“価値観”の抽出のため必須です
行動出来る人にとって現在ほど幸せな時代はありません。
テクノロジーの進化によりノウハウなどの情報は価値を失っています。
ここからは“行動”のみが結果を分ける時代です。
会社単位で経済活動をする時代もそんなに長くはないかもしれません。
平均寿命が90歳を超える日も近いでしょう。
もはや“何をしたいか”とかではなく、“やりたいことはとりあえずやろう”です。
ほとんどの場合、考えているリスクはリスクではありません。
行動しているとそれがコンテンツになる時代です。
今までと同じことをしていても面白くないし、想像どおりに1年ないし5年間が過ぎるだけ。
行動のみが人生に彩りをもたらしてくれます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。