“人生は自分次第” がテーマ
地方でサラリーマン10年以上務めています。
本記事は将来の方向性に不安を感じる方に読んで頂きたい内容です。
・人生ってなんなんだろう?
・何か楽しくないな〜
・自分に自信が持てない。。
・“やいがい”を見失っている人
・“やりたいこと”がわからない
という気持ちを抱えている方は是非ともお読みいただきたい記事になっております。
岡本太郎 「自分の中に毒を持て」の内容をまとめた記事になります。
人気YouTuberマコなり社長がおすすめしていたことをきっかけに購入。
この動画も圧巻です。
これまでの自分が恥ずかしくなって心が震えました。
心の底から出会えて良かったと思える本です。
数百円で買えるって価格破壊です。
これまで数百冊を読んできましたが、こんなに著者の熱量を感じさせられる本は初めてでした。
なんだか今悩んでいる細かいことはどうでもいいやという気持ちにさせられます。
己の人生と真剣に向き合い続けた岡本さんの魂のこもった著書です。
人生に対して悩んでいる万人に対して色々なことを考えさせてくれる本です。
難しい言葉などなく、スラスラと読めます。
この記事では、本の解説をしつつ、多くの人が悩みがちなことを岡本太郎流で解決に導きます。
読み終えると、人生に希望を感じることになります。
では、早速いってみましょう。
目次
岡本太郎流の生き方とは?
岡本太郎さんといえば、“芸術は爆発だ”が流行語にもなった、日本を大尿する芸術家です。
代表的な作品は1970年の大阪万博の際に発表された『太陽の塔』です。
詳細のプロフィールはリンクしますので、ご確認下さい。
→岡本太郎さんプロフィール
芸術家:岡本太郎が“人間の生き方”を熱く熱く語った本です。
圧倒的に本質を突いているため、のうのうと生きている私達にグサグサと言葉が胸に突き刺さります。
みんな必ずと言ってよいほど、安全な、間違いない道をとってしまう。
「自分の中に毒を持て」 “自分大間違い”からの引用
それは保身の道だから。その方がモラルだと思っている。ぼくは、ほんとうにうんざりする。
人々は運命に対して惰性的であることに安心している。
これは昔からの慣習でもあるようだ。
確かに安全な道選んでいる人ばかり。。
進学、就職、恋愛、仕事のさまざまな場面が走馬灯のように浮かんできませんか。
本当はあっちのほうが面白そう、こっちのほうがやってみたいなと思っていても、自分には無理だと思ったり、周りの目を気にして“安全な道”“無難な道”を選択している。
どんどん続きます。
仮に親の顔色をうかがって就職し、安定を選ぶとしようか。
「自分の中に毒を持て」 “モノマネ人間”には何も見えない”からの引用
が、それが青年自身の人生なんだろうか。
〝俺は生きた!〟と言える人生になるだろうか。そうじゃないだろう。
親の人生をなぞるだけになってしまう。
そんな人生に責任を持てるだろうか。若者自身のほんとうの生きた人生には決してならない。
自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う。
私なんて“自分自身の生きるスジ”を持つこともままならない。
だから、世間・親・友達など第3者からの評価や視線を“生きるスジ”としてしまう。
でも、それで振り返ったときに胸を張って自分の人生を生きたといえるのか。 岡本先生は問いかけます。
これだけでもお腹がいっぱいくらいグサっと私はやれました。
システムのベルトコンベアーに乗せられ、己を失って、ただ惰性的に生活をつづけているというのなら、本質的に生きているとは言えない
「自分の中に毒を持て」 “あなたは何に燃えたいか”から引用
ここでいうシステムとは一般社会の“無難な選択”と理解しています。
“惰性的な生活”は本質的には生きているとは言えないと。
もはや、すみませんとしか言えません。
私は30年以上生きてきて、ほとんどは“ベルトコンベアー”に乗せられて生きてきました。
だから、どこか納得感のない人生になっているのかもしれません。
著書では一貫して“自分”や“己”を貫くこと。
貫けている感覚を持つことの重要性を語り続けてくれています。
これを20年以上前の著書で語っているから信じられません。
こんな岡本先生は現在人が抱えがちな悩みに対しても爽快に回答してくれています。
“自分の中に毒を持て”お悩み相談
現在は「自己実現の時代」と呼ばれて久しくなっています。
経済成長が鈍化し、日本国内の生活者には一定水準のインフラは整い、
「人の心の在り方」にスポットが当たっています。
そんな現在で多くの人が抱えている疑問に岡本太郎流で回答をしてみようと思います。
質問は以下の3つです。
- 自信が持てないけど、どうすればいいの?
- 何をしたいかわからない。
人生の目標が見つからない。 - 将来にワクワクを感じられないのはなぜですか。
それでは早速、岡本先生の回答をみてみましょう。
自信が持てないけど、どうすればいいの?
そもそも自分を他と比べるから、自信などというものが問題になってくるのだ。
わが人生、他と比較して自分をきめるなどというような卑しいことはやらない。ただ自分の信じていること、正しいと思うことに、わき目もふらず突き進むだけだ。
「自分の中に毒を持て」“捨てる主義”のすすめからの引用
認識すべきは、自信とは相対的なもの。
自信があるかないかは『他人と比べること』から現れると岡本先生は語ります。
“自分”ととことん向き合って、自分の中にある絶対感に従うこと。
「自分を信じる」かどうかを自信と書くが、信じるかどうかを迷う意味がない。
“信じる”を当然として、どうやって信じ抜けるかに集中する。
そうすれば、自信のことを考えなくなるためです。
他を比較せずに、自分の絶対感を大切にすれば“自信”が気にならなくなる
何をしたいかわからない!!
人生の目標が見つからない人へ
何かをやろうと決意するから意志もエネルギーもふき出してくる
「自分の中に毒を持て」“らくに生きる人間は何を考えているか”からの引用
一般の人の感覚と因果関係が逆です。
大体の人はやる気が先にあると考えがちです。
でも、岡本先生は違います。
“決意”をするからエネルギーが出てくるんだと言い切ります。
人生に目標がない、、
何をしたいかわからない、、
こんな人達は“決意する勇気”がないんだと思います。
決意をしたら行動を取らなければ自分にウソを付くことになってしまいます。
どんな人でも心の中に“やりたいこと”が必ずあります。
どんな些細なこと、くだらないと思うようなことでも構いません。
アイドルと付き合いたい!!
年収1000万以上を目指す
思い付きのようなことでもいいので、“目標”に向けて動き出すと強く決意しちゃえばそれでいい。
やり方や結果がどうなるなど考える必要がない。
決意した後に考えればいい。
アイドルと付き合えるわけがないと行動する前に自分の可能性に蓋をしないことが重要です。
私も30歳を過ぎてから“もっと自由な人生を手に入れる”と決意したことで人生が楽しくなりました。
何言っちゃてんの?
ブログなんか儲かんのかよ?
どうせ無理に決まってる!
夢を追いかけて家族を路頭に迷わすだけじゃん
こんな人がいても無視しましょう。
自分がやりたい!!と思ったらとにかく行動です。
大きな目標に対して、勉強し実践し改善する。
確実に目標を立てる前より今の方が楽しいんです。
“想像通りのことが繰り返される人生”よりも“望む人生を追求しよう”と行動するほうが、100倍良いと私は考えています。
意志を強くする方法なんてありはしない。
「自分の中に毒を持て」“らくに生きる人間は何を考えているか”から引用
そんな余計なことを考えるより、ほんとうに今やりたいことに、
全身全霊をぶつけて集中することだ。
全身全霊をぶつけて集中した経験がある人ってどのくらいいますか。
ほとんどの人は1度も本気の全力でぶつかることがないのかもしれません。
全力で取り組んだ先の結果については、どうでもいい。
目の前のやりたいことに集中!!!
決意をして行動に起こすこと。意思やエネルギーは後からふきでてくる
将来にワクワクを感じられない人へ
人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。
「自分の中に毒を持て」“らくに生きる人間は何を考えているか”からの引用
ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。
過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。
“人生は積みへらすべき”となんとも予想外の回答です。
過去からの積み重ねたもので、本当の自分がわからなくなってしまう。
結果、自分が自分の人生をワクワクさせる選択肢を排除してしまう。
岡本先生はこうも言っています。
自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身というわけだ。
「自分の中に毒を持て」 “自分大間違い”からの引用
自分をとりまく状況に甘えて自分をごまかしてしまう、そういう誘惑はしょっちゅうある。
だから自分をつっぱなして自分と闘えば、逆にほんとうの意味での生き方ができる。
過去を蓄積しまくっている状態は“自分をごまかしている”こと。
じゃあ、どうするか。
積み重ねた自分と闘って、その瞬間瞬間で自分を作り変えることが本当に意味で生きること。
自分のことが自分でわからないのに、勝手に自分はダメだと見切り、安全な道をとってしまう。
「自分の中に毒を持て」 “モノマネ人間”には何も見えない”からの引用
“自分”のことを分かったつもりになって、自分の可能性に蓋をしてしまう。
その結果、安全なことしかやらなくなり、将来にワクワク感を持てなくなっていると思います。
失敗してもいい。結果は気にしない。
自分の可能性を信じて、新しいことにチャレンジをする以外にワクワク感を感じることは出来ません。
過去の自分に囚われるず、どんどん新しいことにチャレンジをする
“自分の中に毒を持て” まとめ
人間にとっての成功とはいったい何だろう。
自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、
努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。
「自分の中に毒を持て」 “モノマネ人間”には何も見えない”からの引用
マコなり社長もこの言葉で動画を締めています。
岡本太郎さんの生き方が非常に表現された名言です。
1,自分と向き合う
“自分”は変容する。過去を突き上げない
2、向き合った自分の“スジ”“芯”を貫く
自分の絶対感のみを大事する
3,全身全霊で「2」の行動を実行
余計なことを考えずに集中
現在人は“死”を身近に感じることはほぼありません。
無難な選択肢を受け入れていけば、生きることが出来てしまいます。
ただ、それに甘んじていると“生きること”にハリがなくなります。
だからこそ、自分が自分に対して緊張感を持たるよう意識をしなければなりません。
この記事で取り上げきれなかった随所で岡本節が書かれていますので、自分でお読みいただくことをおすすめします。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。